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226.クリ・ロナの決定率は18%

2021.09.20

226.クリ・ロナの決定率は18%

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 サッカーの世界にクリスティアーノ・ロナウドという選手がいます。今年からマンチェスター・ユナイテッドに復帰したポルトガル代表の名選手です。バロンドールという、世界一の選手に送られる賞も何度も獲得していますし、代表ゴール数も世界一となりました。イケメンで、金持ち、ホテルの経営もやるというすごい人です。
 有名なフォワードの彼の決定率は、年度にもよるのでしょうが、先日調べて18%でした。
 昨年度の最優秀はバーディーで、これでも32%。
 世界的なフォワードでもシュートを打って得点になるのは2~3割で優秀な方、ということです。
 つまり、7~8割は外したり止められたりしていると言うことですね。
 ちょっと上手く行かないことがあると落ち込んでしまう方には、有名選手の決定率が案外低いことをお伝えしています。彼らはそれだけ失敗しても次のチャレンジをしていると言うことでしょう。
 外した時に大事なのは落ち込むことより、次の機会への集中と、オフではたゆまぬ努力でしょう。
 外してしまっても、はい、次。と思えるメンタリティーから、学べたらと思います。

225.完璧主義を緩めてみては

2021.09.19

225.完璧主義を緩めてみては

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 当院にご相談にいらして下さる方は、よく思い詰めているように思います。
 よく伺うのは、あれもこれも完璧にしないと、という完璧主義です。
 それが出来る仕事人としてやって行けている内は良いのですが、壁に当たったり、躓いた時に鬱になったり自信を喪失されるようです。
 そういう時にご提案申し上げているのは、完璧主義を少し緩めてみては、ということです。
 いい加減は、良い加減。
 手抜きも楽になるならOKです。
 完璧主義で息が詰まってしまっている方、少し緩めて見られてはいかがでしょう。

224.笑顔の功罪

2021.09.18

224.笑顔の功罪

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 笑顔がとても素敵な方もたくさん受診して下さいます。
 最近多いのが、笑顔は素敵なのに適応障害になってしまうケースです。
 私が若手の頃は、過剰適応と申しまして、つらいのに作り笑顔をする人達を楽にして差し上げる治療を教えて頂いたものです。無理しているのに気づいて頂くのも大切なことです。
 他方、笑顔が素敵すぎて、まだキャパシティがありそうとか、しんどくて仕事しているのに笑顔を見て、気楽にやっているね、と上司や同僚に誤解され、更に負担が増えている等というケースもあるようです。
 やっぱり無理、という時は社会性とともに周囲に負担軽減を相談されるのも大切かもしれません。
 笑顔の功罪も色々あるのだなぁと思うこの頃です。
 みなさまも、笑顔の効能を見直してみて頂いてはいかがでしょう。

【9月17日午後休診します】

2021.09.17

【重要なお知らせ】 台風14号接近のため、本日(9/17)午後、休診させて頂きます。 ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い申し上げます。 院長

223.心のパーティションを取り払おう

2021.09.17

223.心のパーティションを取り払おう

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 人はTPO(時と場面)によって役割やペルソナが違います。
 例えば私も、当院では院長であり医師ですが、家に帰れば妻の夫であり子の父になりますし、母の前では子になります。研修をする時は講師になり、受ける時は生徒。役割の違いがあります。
 また、診療をする時のモード、音楽をする時のモード、文章を書く時のモード、ゲームをする時のモードなどそれぞれ違うでしょう。
 役割やペルソナの使い分けは必要なこともありますが、縦割りになって他の能力が使えないのはもったいないことです。
 昔ピアノを弾いていたのですが、あまり上手ではありませんでした。
 受験を終えて大学生になった時、受験勉強のノウハウで、基礎から粘り強くピアノに向き合ってみたら自分なりにでしたが飛躍的に伸びたことがあります。
 臨床動作法というセラピーの技法を学びました。オカリナを吹く時の緊張を動作法で緩めています。あまりそんなオカリナ吹きはいないでしょう。セラピーの技法だからセラピーにしか使えないわけではありません。  オカリナのプロになる時に、資格を持つことについて考えるように師匠に言われました。オカリナ吹きとしてはまだまだですが、精神保健指定医としての資格の責任性を考えるきっかけになったので、勤務医時代は措置診察に積極的に協力しました。
 これは音楽のことだから、これは勉強のことだから、これは医療のことだからと頭の中で分けていたものを取り払い、医療で学んだ体験を音楽に生かしたり逆をしたり、縦横無尽にいろんな体験を昇華させてみるととても有意義とわかりました。
 皆さんも、ご自分の中で決めてしまっているパーティション、少し除いてみられてはいかがでしょうか。

222.寝る前に10個自分を褒める

2021.09.16

222.寝る前に10個自分を褒める

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 先日、ある方と再会した所、表情も別人のように晴れやかでした。
 秘訣を聞いたところ、寝る前に毎晩、10個ご自分を褒めているとのこと。
 髪を乾かしたとか、朝起きたとか、些細なことでも褒めていくのがコツだそうです。
 みなさまもお試し頂いてはいかがでしょう。

221.路傍の花と

2021.09.16

221.路傍の花と

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 最近、所用のためにクリニック近くをうろうろしていました。きれいなお花を見つけると、嬉しいものです。
 みなさまの癒やしになれば幸いです。

220.よく眠ることの大切さ

2021.09.15

220.よく眠ることの大切さ

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 以前、尊敬してやまない有吉祐先生から、自戒を込めて、よく眠るって幸せなんだよ、としみじみ教えて頂いたことがあります。何か最近わかります。
 1日に最低2名の新患が取れるようなシステムでやっているのですが、このところ、4~5名いらして頂くことも珍しくありません。仕事とは言え、人の悩みを聞き続けると、さすがにプロでも疲れます。まあこれは、サッカー選手だってサッカーの試合をすれば疲れますし、プロ棋士が囲碁や将棋の試合をすれば疲れますから、仕事というのはそういうものでしょう。
 歳のせいもあるのでしょうが、6時間睡眠が続くと診療の質に影響するかもしれないと考えていたら、9時半から10時半くらいの間に眠気の第一波がやってくることに気がつきました。
 この第一波を我慢しないでそこで布団に入ると、8~9時間眠ることが出来ます。
 それだけ寝てから仕事に行くと、結構頑張りが利きます。
 やっぱりよく眠ることって大切なんだなと思いました。
 もしこのブログを読んで頂いた方がいらしたら、睡眠の質と量を上げてみられてはいかがでしょう。

219.べき思考からの解放

2021.09.14

219.べき思考からの解放

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 ご相談頂く方からよく、私はこうあるべきだと考えがちなのです、と言われます。
 べき思考、自分はこうあるべき、あなたもこうあるべき、善人であるべき、善人とはこうあるべき。
 ルールを守れて幸せな内は良いのですが、心療内科にご相談来るほどしんどい場合はどこかが行き過ぎていないでしょうか?  そういった時は、べき思考を手放してみるのも一案です。
 せっかくパラリンピックでいろんな人がいて良いことを共有したばかりです。
 身体障害があってもよい、知的障害があってもよい、精神障害があってもよい。そんな世の中になれば良いなと思います。
 価値観についても、こうあるべきだというものを自他に押しつけすぎますと生きていくのがつらくなるのではないでしょうか。
 べき思考を手放し、それでも良い、という寛容な気持ちが少し持てると、ちょっと楽になるかもしれません。

218.天の声?

2021.09.13

218.天の声?

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 幻聴ではなく、それは天の声ではないかという時があります。
 天命や天の声はどうやって知れば良いかと申しますと、いろんなものが一致する時となります。
 占いも、先輩のアドバイスも、専門家の意見も、どれも同じものを指している時、それが目指す方向じゃないかなと思います。
 専門は異なれど、長じたものが同じことを言う時に、そちらに進むべきというのが天の声なのではないかなと思います。
 私の場合、たまたま最初に付いたオカリナの先生が世界一の人で、習い始めてすぐにカーネギーホールで演奏する機会を頂きました(私はその他大勢としてですが)。
 ピアノを習い始めて、チェロを習い始めて、1年ちょっとでカーネギーホールで演奏しないかなんてことはそうそうありませんし、オカリナでも今のご時世そんなことは無理です。
 たぶんそれは天の時だったのでしょう。
 ピアノもあまり上手になれなかったのですが、そういうご縁か、オカリナは熱心に続けています。
 みなさまも、いろんな天の時が一致するかなと思った時、そこに天命が見えるかもしれません。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分