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1387.マイルール

2026.04.18

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 家族の中で、金銭や人付き合いについて話し合ったり、ルール作りをしているご家庭も多いかと思います。
 
自分の中でのこだわりがマイルールとなっている方もおられるでしょうが、それを他人に強要し始めると摩擦や衝突が起こりかねません。

よくあるのは、強迫性障害の方の手洗いや消毒です。
感染予防として1回程度ならともかく、儀式に付き合わされるようになったり、不安だからといって何度も鍵や元栓を確認させる状態は「巻き込み」と呼ばれます。
 1回程度ならともかく、遅刻などに影響してしまうと大きな問題になります。

倫理的に正しいことであっても、それを100%遵守するよう求めると軋轢のもとになることがあります。
 厳しすぎる環境では、こっそり逸脱する行動が生まれることもあります。良くないことをしてしまった方をかばう意図はありませんが、厳しすぎる基準のもとでは、そのような行動が生じやすくなるという側面もあります。
 何事も過ぎると、たとえ正義であっても生きづらさの原因となることがあります。

マイルールを押しつけすぎないようにすること、また何かうまく機能していないと感じたときには、寛容さを持ったり、歩み寄る姿勢も大切かもしれません。

1387.社風

2026.04.17

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 組織には社風といったものがあります。
例えば、キリスト教系や仏教系の病院だったり、政党系の団体だったりと、さまざまな形があります。

今はコンプライアンスが重視されており、設立理念があっても、労働者の信念に踏み込むような勧誘や教化は難しいとされています。その一方で、断る自由を担保しつつ水を向けられることもあるかもしれません。すべての組織が高い意識で取り組んでいるとは限らないためです。

そうなると、全体的な雰囲気と自分が合わないと感じることもあります。

 私などは出自が寺の子ということもあり、そのあたりは意識して行動してきましたが、一般の方はご自宅の宗派を尋ねても「仏教」としか返ってこないこともあり、文化的なギャップに驚くこともあります。

 それはさておき、このような点に無頓着でいると、入ってから「思っていたのと違う」ということも起こり得ます。社風としてどのような理念や宗教色、政治色があるのかは、事前に確認しておくことをお勧めします。

また、新規のベンチャーや一部の企業では労働組合が存在しない場合もあります。患者さんとしてお越しになる方の多くは一労働者であり、労組が機能していない、あるいは存在しない場合、守られにくい状況が生じることもあります。

 特定の立場を支持するかどうかにかかわらず、いざという時に支えとなる仕組みがあるかどうかは重要なポイントです。
 

このように、政治色・宗教色・労働組合の有無などについても、ある程度情報を得たうえで入社されることで、後からの負担を減らすことにつながるかもしれません。

1386.長の役割

2026.04.16

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 年度が改まっています。
4月から、入学・入社・異動・転職など、気持ちを新たにして頑張っておられる方も多いのではないかと思います。

ゴールデンウィークを過ぎた頃から、例年、適応障害やうつ状態の方のご相談が増え始めます。

その際によく聞くのは、「今辞めては職場に申し訳ない」というお話です。
いかにも日本人らしい、組織の和やバランス、規律を重んじる考え方です。

 しかし、少し立ち止まって考えてみていただきたいと思います。
確かに、迷惑をかけたくない、我が儘と思われたくないというお気持ちはよく分かりますが、体調を崩してまで尽くさねばならないことでしょうか。

 職場には、課長や部長、人事課長といった「長」の役職を持つ方がおられます。職位が上の方はそれなりの責任をもって、相応の報酬を受けているはずです。であればこそ、職場の環境調整や人員配置は本来その方々の責任であり、体調を崩してしまった方の責任ではありません。

全体を重んじる気持ちは尊重したい一方で、責任者はその責任に見合った役割を担っているという、ややビジネスライクな視点も必要ではないでしょうか。

健康を第一に、少し重く捉えすぎないよう、考え方を和らげていただけますと幸いです。

 
一人で難しい方は、ご相談いただければと思います。

1385.足りない

2026.04.15

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 謙虚であることは美徳とされています。

 もちろん、傲慢な態度、高圧的な言動、などは慎むべきことでしょう。しかし、謙虚も過ぎれば毒となります。

 経験が足りない、
 知識が足りない、
 思いやりが足りない、
 配慮が足りない。

そんなことを言って自分を叱咤激励している方はいらっしゃいませんか。
もちろん、それがご自身の推進力になっているのであれば尊重したいと思います。

 しかし、「ナイナイ言葉」とも言われますが、「足りない」という言葉には否定の意味が含まれています。自分に否定的な言葉を浴びせ続けることは、あまり良い結果につながらないことが指摘されています。

 どうしてもそのように考えてしまうのであれば、このようにしたい所です。

経験を積み重ねよう、
 知識を増やそう、
 思いやろう、
 配慮をしよう、

 でよいのではないでしょうか。

いつも「足りない」と思っている方は、ご家族にも同じように感じやすくなりがちですし、「足りない」と繰り返していると過食に陥り、体重増加につながる場合もあります。

飽食の令和日本において、そんなに足りないことが起こっているでしょうか。

ご自身の中であれもこれも足りないと思った時、一度本当にそうか、ゆっくりと再考してみていただいてはいかがでしょうか。
 ご相談頂ければ、お手伝いできると思います。

1384.ラジオに思う

2026.04.14

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

3月30日からNHKラジオ第2放送の編成が大きく変わり、語学講座の多くがFMの深夜帯に移動しました。
これは残念だなと思う一方で、実際にどれくらいラジオを聴くのかと考えると、やや疑問に感じる部分もあります。

我が家では車でFMをかけていることがあり、なるほどこのような放送もあるのかと思うこともありますが、私自身はラジオを持っていません。
「らじる★らじる」というNHKの配信サービスを使って、語学学習をしています。

このように、同じラジオ番組であっても、その聴き方は時代によって変わってきているのかもしれません。

1383.自身を許す

2026.04.13

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 夫を許せない、妻を許せない、子供を許せない。
 
アンガーマネジメントではありませんが、そのようなご相談をよくいただきます。

そんな時、自分以外の誰かを許せない方は、多くの場合、ご自身の存在を許せていないことはないでしょうか。
 私は、
九大心療内科で修行した際、このような病態仮説をもとに診察するよう指導を受けてきました。

誰かを許せないとおっしゃる方は、親から自分を許されていないと感じていたり、その影響もあり、ご自身を否定的に捉えがちなことがあるようです。軽催眠における再養育療法などを用いることもありますし、言語面接でアプローチすることもあります。

自分の存在を少しでも許せるようになった時、周りの方への優しさが増えるかもしれません。

 お
一人でお悩みの方、ご相談いただければと思います。

1382.ポケモンスリープ

2026.04.12

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 最近、人に勧められてポケモンスリープを試しております。
カビゴンという睡眠ポケモンがメインキャラクターとなり、周りのポケモンを眠りに誘ったり、ポイントがもらえたりと、色々飽きさせない工夫があります。なるほどこういう使い方もあるのかと感心しております。

 
患者さんには寝てくださいとお伝えしながら、あれこれやってなかなか寝ていない私の初回は73点でした。

100点の睡眠は8時間半だそうです。日本人で実現している働き盛りの方は本当にいらっしゃるのでしょうか?

今は、ポケモンもアプリも、睡眠の重要性を理解している時代です。時代は大きく変わりました。

スマートフォンの利用は、夜更かしや動画ではなく、より良い睡眠のために活用していただいてはいかがでしょうか。

1381.舞鶴公園の桜

2026.04.11

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 最近は、春の嵐もかくやと言わんばかりの雨風です。
 満開の桜も散っているのではないでしょうか。

 少し時間差がありますが、まだ1~2分咲きの舞鶴公園に行った時の桜を投稿します。
 皆様の心が少しでも華やかになりますように。

1380.大嫌いを止めてみる

2026.04.10

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 自己効力感というものは、セラピーのみならず、人生においても大切な概念です。
 これが低いと、いじけたり嫉妬したりしやすいですし、ねじれた怒りが出ることもあります。あまり生産的ではないと言えるでしょう。

 自己効力感の低い方は、得てしてご自身のことが大嫌いと申告される方が少なくありません。
 生い立ちや、親との関係でやむを得ないこともあるでしょう。

 ただ、それに気づいて、少なくともこの記事にたどり着いた方は、まだご自身が変われるチャンスがあるとも言えます。
 そんな時、ある方から言われたのは、「自分を大嫌い」を止めてみようかな、というお言葉でした。

 誰もが大谷翔平選手のように、身体も人格も素晴らしくなれたらそれはそれで素晴らしいかもしれませんが、有名人と比べれば、自分の良い所が霞んでしまいます。
 しかし、貴方自身にも生物学的な親は二人いるはずで、祖父母は4人、曾祖父母は8人。10代前には1024人の男女が貴方の遺伝子を作っています。20代前なら100万人になります。それはまさに生命の奇跡と言って良いことです。
 で、あるならば、この記事を読んで直ちにご自分を好きになったり愛してみる、というのに抵抗があったとしても、大嫌いと言い続けるのを一旦止めてみることくらいは出来るかもしれません。
 自分が嫌いだ、なんて思っておられる方がおられました、ちょっと立ち止まってみませんか。

 そして、お一人で抱えず、ご相談頂ければと思います。

1379.ティータイムコンサート(室見)

2026.04.09

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。オカリナの演奏もさせて頂いています。

 相棒のピアニスト、嶋田ヒロさんのお教室で、無料のティータイムコンサートをさせて頂くことになっています。

 お出かけ頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分