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1378.第13回ワイルドベリーコンサートを終えて

2026.04.08

ワイルドベリーコンサートありがとうございました。

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 オカリナ奏者として演奏活動もさせて頂いております。
 4月5日はピアニスト、嶋田ヒロさんと13回目のワイルドベリーのコンサートを無事終演致しました。

 沢山の方にご来場頂き、本当に有り難いと思っています。今後も精進して参ります。応援どうぞよろしくお願いいたします。

1377.比較

2026.04.07

 
 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 当院では、ご相談いただいた方の連想が広がったりアイデアが出やすいような、会話によるセラピーも念頭に置いています。
これはトランス療法と呼ばれるもので、故中島央先生が提唱され、本にもなっている方法です。非常に優れた方法ですが、全国的にはまだ実施施設が少ないため、当院では特に力を入れております。

 ところで、うつになりやすい方は、他人と自分を比較してしまうという傾向が見られることがあります。

・みんな働いているのに休んでいる

・私はみなさんほど活躍できていない

・私は周囲の人ほど価値がない

・だから存在意義がない・・・

とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

一つでも当てはまるものがあった方は、専門家にご相談いただくことも大切かもしれません。

 具合の悪い時に休むのは、内科も外科も、そしてメンタルヘルスでも当たり前のことです。悪い状態を元気な人と比較しても生産的ではありません。むしろ、しっかり休んで元気になってくれることを周りも望んでいます。
 

ですので、こういう方にまずご提案するのは、「他人との比較を控えてみませんか?」ということです。

ただ、休み、静かにエネルギーをためて回復を待つということは、案外難しく、とても大切なことです。

どうぞ、羽根を休めたい時は、一つ、比較を控えて、ゆっくりしてみてはいかがでしょう。

1376.良い眠り

2026.04.06

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 ドラえもんに出てくるのび太君は、入眠時間が3秒という素晴らしい特技を持っています。
 そして、「あったかいふとんでぐっすりねる!こんな楽しいことがほかにあるか。」という名言を残しています。

 これは、高度成長期に描かれたこの漫画の中で、どちらかと言えばテストは0点の怠け者的なキャラクターを少しギャグにするようなスタンスでこの発言を書いたつもりかもしれません。しかし、睡眠医学が進歩した令和の時代になって、睡眠の重要性を認識していたのび太君の先見性が、改めて評価されています。

 寝ることはもったいないとか、寝ている間は何もしていないなどと思っておられる方がいらっしゃいましたら、のび太君のこの台詞をもう一度、かみしめていただくことが有益でしょう。
 
みなさんも、思い切って良い眠りをお楽しみいただいてはいかがでしょう。

1375.メモを取る

2026.04.05

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六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 人間関係において、時折、「言ったはずですよね?」というやり取りが発生します。

もちろん、本当に合意しているのに相手が忘れていたり無視してきたりする場合にも認識の共有は必要です。

 しかし、ご本人が言っていた要望と、実際に受け取っている内容が異なっていることも観察されることがあります。

そういう誤解を含んだ摩擦のある方の中には、共有された情報をメモを取らずに記録として残していない方がいるようです。

 
もちろん、メモを取ろうにも上手く取れないという、聞き取りや言語化が苦手な場合や、要点を掴んでメモをする能力自体が低めの場合、また習慣としてメモを取らないようになっている場合などが複雑に絡んでおり、それらが一定の比率で混在していることもあります。

 発達障害臨床では合理的配慮等という考え方があり、聴覚入力が不得手な方には書面で指示する、メモを渡すなどで、このような問題が解消することがあります。

 
ただ、発達障害とまでは言われていないものの、このような衝突がなぜか多いという方は、一度精密検査をしてみても良いかもしれません。

メモを取っていないのであれば、自分なりで良いのでまずメモを取る訓練をしてみることが第一のお勧めです。

そして、それでもうまくいかない場合は、上記のようなポイントを明確化した方が良いかもしれません。

 当院ではWISC、WAISといった心理査定に対応しており、ご自身の特性を明らかにすることができます。

 
気になることがございましたら、ご相談いただければと思います。

1374.トーキングスルー

2026.04.04

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日も、当院を探して解離の方がおいでになりました。
解離の診療に積極的に取り組むクリニックはほとんどないようで、遠方から来院されることもあります。
 

数名の人格交代が面接中に起こるケースもあり、拝見していても解離性障害の臨床は興味が尽きません。

 私が心がけている技法の一つに、トーキングスルーというものがあります。
talking throughと書きます。

つまり、主人格と話しているのですが、聞き耳を立てているであろう背後の交代人格全員に向けても同時に話している、という姿勢で、医師が関わる方法です。

 当院では、公認心理師がカウンセリングを行う際にもこの方法を用いるよう指導しており、若いセラピストの面接であっても継続して受けていただけているようです。

多重人格の方は非常に豊かな内面を持っており、表に出ている人格に引っ張られがちですが、常に全員に向けて話すつもりでトーキングスルーを用いると、安心して目の前で人格交代が起こることもあります。テクニックというよりは臨床姿勢そのものですが、

・存在を信じる

・肯定的に扱う

・トーキングスルーで同時に扱う

これらを大切にすることで、解離の方にも安心して面接を受けていただけているようです。

もし、ご自身や大切な方に当てはまるかもしれない場合は、ご相談いただければと思います。

1373.イタリア人化計画

2026.04.03

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 日本人として日本の文化には誇るべきものが多くあり、私も年を重ねるにつれてその良さをしみじみと感じている一人です。

とはいえ、すべてが日本が世界一というわけではなく、世界から学ぶことも多いでしょう。

ご夫婦やカップルのご相談で比較的多くうかがうのは、男性(夫・彼氏)から女性への愛情や感謝の言葉が十分に表現されていないというお悩みです。

オカリナを演奏する関係でイタリア語を学んでいますが、イタリア語検定の問題に「ナンパ」のような会話例が出てきたことがあります。

男:お姉さん、どこかであった気がする
女:初めてだと思いますけど
男:ほら、○○高校の後ろの席にいた
女:違うと思いますよ
男:僕は何年卒で
女:じゃあクラスメイトじゃないと思います
男:でも折角知り合ったんだしお互いの名前を
女:急いでますので失礼しますね
男:お嬢さん、まだお名前を伺ってないです。お嬢さん!

 などという感じだったと思います。正確ではないかもしれませんが。

 女性を見たらすぐに声をかけると言わんばかりの内容ですが、もちろんイタリア人男性が皆そうというわけではありません。ただ、日本人男性と比べると、褒めることや気持ちを伝えることに長けている印象があります。

そして女性の方からも、大切に思うならもっと言葉で伝えてほしいというご要望をいただくことがあります。カップルで来られる方には、そのような点についてご提案させていただくこともあります。

このように、控えめな日本男児のみなさま、奥様や彼女を大切に思う気持ちは、言葉にしても損はありません。イタリア人になった気持ちで、思い切って日々の中で伝えてみてはいかがでしょうか。

 具体的な助言が必要でしたらご相談頂ければと思います。

1372.イングランドに勝つ

2026.04.02

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
 

サッカー日本代表がイングランド代表に1-0で歴史的な初勝利を収めました。イングランド代表はFIFAランキング4位、優勝候補の一角であり、名将トーマス・トゥヘル監督が指揮しています。イングランド代表は名ストライカーのハリー・ケインを欠いていましたが、日本も久保建英選手、遠藤航選手、富安選手、板倉選手を欠き、万全でないのはお互い様と言えます。

 
 前半のある時間帯はボール保持率8割を相手に握られながらも、美しいカウンターで三笘選手が1点を決めました。

 日本も私の生きている間にワールドカップ優勝が狙えるのではないかと、わくわくします。試合内容としても、相手に持たせて耐える、高い位置で奪う、奪えば高速カウンターなど、全員がサッカーを理解している動きをしていました。その意味でも代表は確実に成長していると感じます。

 これからも一緒に日本代表を応援しましょう。

1371.うそ

2026.04.01

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 4月になりました。世の中はエイプリルフールなどと申しまして、今日はほっこりするような嘘をついても良い日なんだそうです。

 人を傷つけないジョークや軽い嘘というのは考え始めるとなかなか浮かんでこないもので、次々と新ネタを披露する芸人の方はさすがと感心してしまいます。本田圭佑選手の物真似などで有名なじゅんいちダビットソンさんなどは、無回転謎かけという面白い芸当を披露していたのを思い出しました。

 私などは幼少期は親に嘘をついてはいけないなどと言われて、馬鹿正直さを身につけたのですが、思ったまま口にすると和を乱したり場を混乱させたりすることが多くあります。うそをつけとは言いませんが、口出しを控えるとか、表現の仕方を柔らかくするなど、人間は非常に多段階の配慮を高度に行っています。
 
 それは学校でも親からも教わらず、誰しも痛い目に遭ってみてようやく学習する、ということが多いようです。

 ですが、人間関係やチームワークでは、言わない自由を選択したり、肯定文で陳述する、良い所を見るなど、うそにはならずとも配慮的に動くことが必須になります。

 あまりに真実に固執してしまうと、やさしいレトリックもうそに感じられたり、自分が欺瞞を演じているように居心地が悪くなることがあるかもしれません。このあたりのレトリックをどのようにしていくかは、それぞれの社会性の成長や学びになるのでしょう。

 このように、うそは悪になることもあれば、配慮になることもあり、どのような文脈でどのような目的で使用するかによって善悪は流動的に変わっていきます。大事なのは、人を騙す悪意を持っていたか、あるいは傷つけないような温かい好意を持っていたか、という点かもしれません。

 みなさんは、エイプリルフールをどのように感じてお過ごしでしょうか。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分