1238.新しい出会い
2024.06.30
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
先週初めてお目に掛かった他方面の先生と意気投合し、状況の際に勉強会をしました。
異なる流派を見せてもらうのも勉強になるし、自分としては2~30代の頃やっていたセラピーを改めて見せてもらい、懐かしく感じました。同時に九大心療内科や福岡催眠療法研究会などで勉強してきた自分の蓄積も確認できた気がします。
コロナ禍が明け、リアルに人と会えることってなんと喜ばしいのだろうと改めて思いました。
そのエネルギーをまた臨床に投入していきたいと思います。
1237.悪い知らせこそ早く伝える
2024.06.29
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
苦手な相手からのオファーだとか、本音を言うと引き受けたくない仕事だとか、回答期限ギリギリまで放置してしまうことってないでしょうか。
しかし、相手にとってはダメならダメで次善策を講じる時間があった方が良いため、謝絶や辞退は言いにくくとも早めに伝えた方が親切というものです。むしろ、断るからこそ、せめてもの親切心や儀礼として早めにnoと伝えることもまた重要なことかと思います。
欠陥やミス、対応すべきもの、修正すべきものも早めに共有して対策した方が傷口が小さくて済むというものです。良くないのはグズグズと連絡を先延ばしにすることです。
そういった端々にも、相手への愛情やリスペクトを示すことが出来るのではないかと思います。
1236.谷川兄弟
2024.06.28
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
将棋界は、最近、藤井聡太八冠が伊藤匠七段に叡王戦で敗れ、254日保った八冠から七冠に交代しました。竜王名人という大2冠を保持したままの七冠ですから、まだまだ第一人者と言えるわけですが、11連敗にめげずに、藤井七冠に挑み続けて初戴冠した伊藤匠七段には敬意を表したいと思います。ただ、叡王戦のスポンサーが、不二家のみならずAMDや豊田織機等、結構藤井名人寄りが多いため、継続性に多少の心配はありますが、前戴冠者は決勝トーナメントからなので、個人的には藤井竜王名人の奮起を期待して、来期の叡王戦もこの二人で争ってもらえたらと思います。
ところで、十七世名人の谷川浩司さんは浄土真宗のお寺の息子さんということもあり、以前から親近感を持って応援していました。彼には兄がおり、幼少期けんかが絶えなかったと言います。喧嘩の絶えない兄弟をしずかにさせようと、ろくに将棋も知らないお父さんが、百科事典で駒の動かし方を見ながら将棋を教えたところ二人は瞬く間に強くなり、兄はアマ名人、弟は永世名人になるというとんでもない兄弟が誕生しました。
将棋の良いところはどんなに泣きたくてもふてくされることは許されませんし、試合の終了は、駒を投げつけるものではなく、自ら駒場子に手を置いて、頭を下げ、「負けました」と言わねばなりません。
藤井聡太竜王名人が、子供の頃伊藤匠現叡王に敗れ、大泣きしながら三位決定戦は勝ったなんてエピソードはあるものの、彼らも幼少期から、怒りや悔しさの感情コントロール、衝動制御、礼節などを将棋の先生から学んできました。
喧嘩していた谷川さんなり、大泣きしていた藤井さんなり、内に秘めた気性は激しいことが判ります。しかし、それらをルールに則って試合を行い、礼節の中で感想戦を行うことは長年トレーニングしてきたわけです。そして、将棋は、戦っていた駒達が最後は同じ駒袋に入れられて、おやすみなさいをするわけです。
ちょうど六本松には、佐藤天彦名人(現九段)を輩出した道場があります。なんて言いつつ私自身は、開業後一度も遊びに行けていないわけですが・・・。
折角名人を輩出した道場が近くにあるわけですから、お子さんの衝動制御に困難を覚える場合は、将棋道場に通わせてみるのも手かもしれません。ひょっとしたら未来の谷川浩司や藤井聡太になることがあるかも・・・。
1235.撥水剤
2024.06.27
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
梅雨の鬱陶しい季節になりました。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
自動車のフロントガラスなどに撥水剤を予め塗っておくと、雨天の際も雨粒をはじいてむしろ運転するのが愉快にすら感じることがあります。
でも、撥水剤を塗っておくのってなかなかタイミングが難しいです。
まず、雨の日は撥水剤を塗ることは出来ませんから、雨でない日にやることになります。
週末などにやることになるのですが晴れるとは限りません。
晴れたら晴れたでカンカン照りの下でやるのは骨が折れますから、早朝や夕方、または、屋根付きの大きなショッピングモールの駐車場などでやるのか、と言うことになりますが、ショッピングモールの駐車場だと、時間制限の駐車料金も気になるところです。
曇りならまだましですがすぐに雨が降りそうな曇りは良くありません。
そういうわけで、撥水剤をいつどのように塗っておくのかというのは割と様々な条件をクリアーした上で塗るわけです。そういう苦労が実るからこそ雨粒をはじくのが楽しいのかもしません。
いずれも、いざというときの準備を、平時にしておくと言う意味では意味のある行動と言えましょう。
1234.「1234」
2024.06.26
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
1234は半素数で、2で割ると617。その先は整数で割りきれません。また、各位の立方和が100になるってことで
1の3乗= 1
2の3乗= 8
3の3乗=27
4の3乗=64
で、確かに合計は100ですね。
何か面白い性質が見つかるのかと思って、Wikiも見てみたのですが、あまり他にはめぼしいものはありませんでした。
上記の、各位の立方和が100となる最小数というのは面白く、良くそんなことを考えつくものだと感心してしまいます。
皆様もたまに数学で遊んでみられても良いかもしれません。
1233.めがったべえ
2024.06.25
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
日々つれづれにブログを書いているわけですが、こまめにご高覧頂く方も居るらしく、北海道に反応して、地元の言葉でコメント下さった方もいました。炎上が怖いのでレスが出来ないシステムになっていますが、個人的な連絡先を知っている人から別途お知らせ頂いたと言うことですが。
札幌の学会は、良かったと思います。
自動車運転のシンポジウムにまた出ました。精神科の薬は運転負荷に陥ることがあるため、専門家の意見を聞いてアップデートして置く必要があります。解離のシンポは高名な岡野憲一郎先生もおられる中、EMDRの市井先生にもお目に掛かりました。流派が異なるにもかかわらず、割と私と同じような非統合的な治療に落ち着いてそうなのが興味深かったです。解離臨床友達の先生とも意見交換が出来て嬉しかったです。
大人のADHDは会場が溢れかえっていて諦めてしまいました。
久留米大学の先生の複雑性PTSDのお話も非常に勉強になりました。
精神科漢方は新しく学んだことも多く、日常臨床に使えそうだと思いました。これも出て良かったシンポジウムでした。
後は音楽療法。これまで音楽療法は外から見ている感じでしたが、とても真剣に取り組んでおられるのだと衝撃を受けました。ことしの音楽療法学会は札幌で既に私は別件があるので参加できないのですが少しチェックしてみようかと思いました。
一般口演では、催眠の発表を発見。催眠友達と冷やかしに行き、なんと仲良くることに成功!やっぱり学会は現地ですね。
夜は高級日本料理を頂いたり、ジンギスカンを頂いたりしました。
学会行って、勉強にもなり、旧交も温まり、新しいご縁も出来ました。また皆様のお役に還元できますよう務めたいと思います。
1232.端を揃える
2024.06.24
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
仕事というのはきちんとやるかどうかで割とその人の評価が定まるところもあるものです。
写真などを貼る時に枠内にきちんと貼れるのか、ワードプロセッサーソフトで文章を打つ時も、箇条書きの行頭は揃えられるのか。
中央揃えや右揃えのこともありますが、いずれにしても、作成者の意図が反映されて見やすさなり何らかの整理が行われているものは見ていて気持ちが良いものです。
文頭や行頭の表記揺れなどがある人と揃えている人では、結局非言語的サインとして現れる仕事への几帳面さの差が現れると思われます。
私の場合は端を揃えてきちんと書きたいし書いてもらいたいタイプです。
皆さんは端を揃えてきちんとすることを意識されることはありますでしょうか。
1231.遠方の朋
2024.06.23
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
学会は北海道だったので、札幌や旭川の友人と絡んでいました。
日本料理店に連れて行ってもらったり、人生について語らったり、初めて会う先生のご発表を聞きに行って名刺交換したりと充実の日々でした。
やっぱり北海道は寿司のネタが大きいなと。
またリフレッシュして臨みます。
1230.時流の流れの中の当事者
2024.06.22
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
有名な人ですが、前安芸高田市長、石丸伸二さんという人がいます。市議会とのやり取りも隙のない秀逸なもので、熱い心、ルールを守れる意識、明晰な頭脳、次世代や未来への温かい目線、経済人としての先見性、など、どこをとっても非の打ち所がないすごい政治家なんじゃないかなと思います。藤井聡太竜王名人が将棋400年の歴史の中で最も強い棋士ではないかと、個人的には思っていますし、二刀流の大谷翔平選手も漫画でも書けない超越者です。私の中で石丸伸二氏は藤井竜王名人や大谷選手のような、ユニコーン的に突き抜けた人じゃないかなと思います。別に政治評論家じゃないので外れたらごめんで済ませるつもりですが、多分東京都知事に当選すると予想しています。
逆に現知事の小池さんだとか、蓮舫さんは相互を意識した戦いをしているようですが、彼女たちの意識の中では石丸さんはダークホースだったように思います。
とくに野党出身の蓮舫さんは小池さんを批判するような政策立案が目立ちました。しかし、彼女たちは本当の脅威が石丸伸二氏であることに気づいていなかったのではないでしょうか。そろそろ気づいたはずです。石丸氏は、論戦の緻密さ、政治家としての信念が、歴史上にも稀に見る高みにあるからです。
幕末の志士たちのような非常に強い危機感と高い志を持った人物が、それ以来の出現ではないかと個人的には感じています。それは単に私の勉強不足で、素晴らしい政治家はもっと要らした可能性はありますが、個人の感想として石丸氏には大きな衝撃と関心、そして期待を持っていると言うことです。
今日のタイトルの時流の流れの中の当事者というのは、小池知事と蓮舫氏を指しており、歴史の転換点にある程度の地位(知事なり参議院議員)を持っていると、河北の戦いで負けた袁紹が曹操のすごみを理解できなかったように、本来今は攻めるべきではない、退くべき時というのを見誤ることがあります。私は彼女たちのように一角の人物であっても、あるいは一角の人物だったからこそかもしれませんが、時流の流れの中になると自分の退潮が判らないという陥穽にはまるのかもしれません。
なお、本ブログでは基本的に政治の話はしないスタンスですが、時代の変革期において当事者が自分の立ち位置を客観視しにくいのだろうという趣旨の記事です。
都民ではありませんが、今回の都知事選は高い関心で見守っています。
1229.人生はチョコレートの箱のようなもの
2024.06.21
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
昨日のセッションではこんなタイトルでお話をされた方がいました。精神障害の方の就労支援のお話だったのですが、塞翁が馬を英語にしづらくて考えていたらこんなタイトルになったんだそうです。意味は開けてみるまで何が入っているか分からない、というようなことのようです。
言い得て妙ですし、塞翁が馬というより、チョコレートと言った響きが甘さや期待を含んでいて、また異なる印象を得ます。ミルクチョコやビターチョコやらで、口にしてみて初めて味が分かることもあるのではないかとも思います。
今の状況があまりにもビターだった場合は、ご相談頂ければ良いのかなと思います。