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769.制限と創意

2023.03.24

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 制約があると色々なことがやりづらいため、色んな制限や制約を取り払うことが良いと言われています。
 しかし、実際には難しいもので逆のこともあります。

 身分制度で靴屋の子は靴屋にしかなれないというのはとても不幸なことかもしれませんが、制限されたことによって一流の靴屋を目指そうという風に吹っ切って修行して一流になる人もあります。
 子どもの遊びなどでも、何をやっても良いよ、という風に投げかけると収拾が付かなくなりますが、けん玉しかダメ、という風に制約を加えると、ならば、と飛行機や日本一周、世界一周などを工夫することになります。

 制限を加えたからこそ生まれる創意工夫もあるわけです。
 だからといって自由を止めて何でも制限してみようといいたい趣旨ではないのですが、制限があることによって創意が生まれることがあり、時にその中に素晴らしいものがあることがあります。

 何かのテーマを考える時に制限と創意という観点を入れてみるのも面白いかもしれません。

768.児島達美先生にお越し頂きました。

2023.03.23

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 医局の先輩でもあり、長崎純心大学の教授として教鞭を執られていた、児島達美先生に当院にお越し頂きました。

 児島達美先生は退官後、福岡市で後進の指導に当たられており、今秋、9月16日~18日、福岡国際会議場にて、家族療法学会の大会長をお務めになります。当院でも、家族療法学会のポスターを貼らせていただきました。
 私自身の家族療法との出会いは、天才と称される東豊先生を20代の頃、追いかけ回していましたし、リップサービスだと思いますが、東豊先生から、家族療法は任せた、というお言葉も頂きました(真に受けていませんが、精進せよという意味だと思ってます)。
 児島達美先生には福岡臨床心理研究会でも講師をお願いした先輩であり、大変お世話になっており、これからも何かの恩返しが出来ればとも思っています。

767.何とかなると思って事に当たる

2023.03.22

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 しばらく前のことですが、急に事態が悪化して、研修のやり方を見直さなければならないことになりました。
 中止するのか、代替開催するのか、どうするのか?
 悩みました。

 そこで関係者で打ち合わせをすることにしました。初対面同士というメンバーもいたのですが、主たる所の相互間には深い信頼関係のある関係者でしたので、この人達となら何とかなるさ、と思ってあまりテンションを上げすぎずに信頼感を前面に押し出して話し合いを進めることにしました。
 するとどうでしょう、各自から色々魅力的な案が出てきたり、実は注意しておかないといけない機材や周囲の環境の問題点がすんなり出てきたりして、現実的にはそれを乗り越えるためには、ある案は取り下げ、別の案は採用などスムーズに話が進んだように思います。

 中止しなければとか、もうダメだ、と思うより、何とかなると思う気構えでいるだけで、みなさんからのアイディアも沢山頂きました。事態が緊急や深刻な時であっても、何とかなると思って事に当たることは、実は重要だったのではないかと思いました。

766.自浄作用

2023.03.21

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 組織が腐っておかしなことをやり出す時、表現されているのは氷山の一角だったりします。
 そういうことに首や手を突っ込んで、是正出来れば素晴らしいのですが、王様のように強い権力を持っていないとなかなか実際には難しいことも多いように思います。ひょっとすると王様でも難しいかもしれません。
 しょうもない組織などは縁を切ってしまえればどんなに楽かとは思いますが、自分のライフワークと関連していたりして、なかなか縁が切れない場合は、一旦距離を置いて自浄作用の有無を観察するのも手ではないかと思います。
 自浄作用が復活して良くなっていくのであれば、また近寄っていけば良いですし、自浄作用がどうやら当分なさそうだと思うのであれば、まだ近寄らずに様子を観察を続けても良いでしょう。
 難しい組織や団体だな、と感じた時、一定の距離を置きながら、自浄作用の有無を観察すると、自分が何をなすべきか、見えてくるのかもしれません。

765.正義感と損得

2023.03.20

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 正義感の強い人っているものです。
 こうしなければならない、ルールはこうだ、と言えるのはそれはそれで物事をよく知っていることかもしれません。

 ただ、もめ事には双方主張があることもあるので、何か悪い話に対して追及や糾弾しなくてはならなくなった時、正義感ばかりが先行してしまうのは少しもったいないかもしれません。

 正義感を前面に出していくと、相手を否定しかねませんし、正義感の具現化は、反発や逃げ、感情的な反抗などに遭うことが多いです。例え正しい措置をするにしても、感情的な反抗や恨みを買うのは、買う側も結構しんどい思いをします。

 弁護士さんなどは法律に基づいて正当な主張を論理的に展開して人をサポートされていますが、主張というのは相手方にもあるため、自分の主張が100%認められるのは追突事故以外は滅多にないことでしょう。むしろ、感情や恨みの方が、精神的な負荷を負うため、弁護士さんのように報酬があれば別ですが、無報酬で、自治会なり、委員会なりでそういううねりに巻き込まれそうになった時は、自分の時間をそれに使うべきなのかよく検討することが必要です。
 損得勘定で正義を語るのは、良くないのかもしれませんが、時間も労力も、感情の疲労度も有限です。
 そのような事案が、天命として自分のなすべき仕事の内に入るのかどうかは、一旦よく考えると良いでしょう。

764.赤ちゃんの写真

2023.03.19

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 ボディートークの師である城石明喜子先生は、ご自身の赤ちゃんの頃の写真を等身大にして飾っているそうです。
 そんなちっちゃな自分が人生の後半と言えるまで生きてこられたことに、よく育ったね、と声を掛けるのだそうです。辛いこともあったかもしれませんが、ミルクや離乳食、色んなものを与えてかわいがってくれた人達がいて人生を過ごしてきた、ということを振り返り、自分の足跡にねぎらいを言えるのはとても素晴らしいことだと思いました。
 私自身は自分の赤ちゃんの頃の写真って、持ってないですね。実家にはあると思うのですが。

 赤ちゃんの頃の写真って、絶対に自撮りじゃないですから、誰かが撮影したはずです。
 お父さんか、お母さんか、その友人か、祖父母か、伯父叔母など親戚の人か。誰かが赤ちゃんが可愛いといいながら撮影下に違いないわけで、自身の記憶のないその写真を誰がどうやって撮ったのだろうということを想像することも出来ますし、これはお父さんが撮ったのだ、と言い伝えられていれば、父がカメラのシャッターを押したのであろう、ということを知ることが出来ます。今度実家に帰る機会があれば、一度アルバムを見せてもらおうかなと思いました。
 
 みなさんは、ご自身の赤ちゃんの頃の写真はお手元にあるのでしょうか?

763.双方の言い分

2023.03.18

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 大きな組織や会社になるとハラスメントなどに対応する委員会があり、上手く機能している所もあるようです。
 ハラスメントなどがあった場合は双方の言い分を別々に聴取して委員会で検討していくことになります。しかし、小さな会社などでは、いきなり社長が一方の言い分を聞いて決めてしまったりすることもあり、委員会自体が存在していないかほとんど機能していないとか、事業主が一方的に処分を決めてしまうこともあるようです。
 委員会がない組織だったり、機能していない時は、トップがよほど公平性に注意していないといけないのですが、何か大きな処遇の変化が起こる時に、双方の言い分を確認しないで一方的に措置を決めるような所は長居をする必要はないと考えた方が良さそうです。
 双方の言い分を公平に聞けない組織や会社はいずれ機能不全になり瓦解していくわけですから、落ちぶれてしまう日まで自分が付き合ってやることはありません。そういう時に組織の真の強さが分かるというものです。

 ダメな所からは静かに距離を置いて去るのが吉と申せましょう。

 その方が新しい生活が早く得られるのではないかと思います。

762.ヒステリー球

2023.03.17

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 不安が高じて参りますと、喉の奥にピンポン球が詰まっているかのような閉塞感を感じることがあります。
 これを心療内科ではヒステリー球と呼んでいます。咽喉頭異常感症とも言いますが、ヒステリー球の方が通用しているような印象です。
 器質的異常がないにもかかわらず不安や緊張などのストレスに晒された場合、喉に何か詰まっているような間隔になることです。漢方の世界では梅核気(ばいかくき)とも言われるようです。

 原因となるストレッサーを除去したり避けたり出来れば良いのですが、毎日顔を合わせる上司などが対象の場合はなかなかそうもいきません。ストレッチなどによって体を柔軟にしたり、自律訓練法を用いてリラックスした状態を常に作れるようにするなどの工夫も役に立ちますが、漢方薬ですと半夏厚朴湯を用いると比較的高価が出やすいようにも思います。

 喉の詰まりがあっても耳鼻科や呼吸器科で問題がないと言われ、ストレスに思い当たる方は一度ご相談頂ければと思います。臨床動作法やボディートークなどの身体技法、自律訓練法や自己催眠等のトランスを用いた方法、漢方薬、通常の抗不安薬など色んな選択肢を提供出来ると思います。

761.外の空気を吸ってみる

2023.03.16

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 だんだん暖かくなってきました。
 冬よりは出掛けやすくなって来ています。外の空気を吸ってみると家の中とはまた違い、少し晴れやかな気持ちになれるようです。桜も品種によっては咲き始めました。
 当院の植物たちもウンベラータはまたにょきにょきと枝を伸ばし始めていますし、多肉植物にも新芽が出てきています。春の訪れを感じます。

 運動にもなるので、せっかく暖かくなって来ましたし、少しお出かけして外の空気を吸ってみませんか。
 気分が良くなるかもしれません。

760.胡蝶蘭の開花

2023.03.15

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 開業時に頂いた胡蝶蘭の一部を、自宅で育てています。
 その内の白い花と、ピンク色の花が、それぞれ咲き始めました。

 3度目の開花になりますね。

 まだ開業して2年経っていませんが、足かけ3年に入るということでしょうか。
 少しでも皆様のお役に立てるよう、また頑張って参りたいと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分