729.逆境
2023.02.12
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
急に時代の流れが変わったり、戦争が発生したり、大地震等の災害が起きたりして、順調だったものが突然逆境に変わってしまうことがあります。上手くいかないことが続くと、悔恨、不満、だけでなく、将来への不安緊張が高まり、ネガティヴ思考に陥りやすくなります。ネガティヴ思考が連続すると、やがてうつ病のような症状が出始めます。
うつにはまり込むと大変です。
私の好きな将棋界では、先崎九段という羽生世代の元A級棋士が「うつ病九段」なんて著書を著し、ドラマ化もされました。
頭脳明晰な先崎さんが頭が回転しなくなっていく様を主演の方が上手に演じておられて感心したものです。
さて、私達は、逆境に陥った時、どう考えたら良いのでしょうか。
逆境こそチャンス、というのは多くの成功者が言っていることです。
タフな条件下での創意工夫が後の成功につながるという訳です。
逆境だからこそ、現状の無駄をスリム化し、効率化を進めたり、不具合を克服する努力をする。それを乗り越えたからこそ得られたものというのは大きな財産になり、自身の実力も上がっていることでしょう。
進めていく方が良いものである時、逆境こそチャンス、と考えて挑んでみられてはいかがでしょう。
728.連戦連敗
2023.02.11
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
建築家の安藤忠雄さんの著書に連戦連敗という本があります。
あまり建築のことは存じ上げないのですが、有名な方なのでみなさんもお名前くらいはご覧になったことがあるかもしれません。
有名で東大でも教鞭を執られた方であれば、さぞ順風満帆な人生だろうなどと想像してみると、実は連戦連敗の人生だったということです。成功者に数えられる方が、連戦連敗とはどういうことなのでしょう?
建築の世界ではコンペ(コンペティション)と言って、設計を競技することがあるようです。
ほとんどが上手くいかず都市などについては提案すら聞いてもらえないことがあるのだと言います。
安藤さんは連戦連敗した時、どう考えていたのでしょうか?
コンペに落ちても、アイディアは残る、と言います。
脳が汗をかくほど絞りに絞って考えたことは、他の機会でも生きるのだそうです。
私自身コンサートなどをやってみますと、反省すべき点を沢山見つけます。でも、一度極限まで自分を追い込んでこそ分かることがあると感じます。コンペティションも同様なのでしょう。世界で勝ち抜くためにアイディアを出し切ることによって、たとえ連戦連敗しても、考えたり耐えたりする能力は上がり、アイディアも出やすくなるのかもしれません。
連戦連敗したとしても、しっかり考えて準備し、次の取り組みにも再考の準備をすること。それに尽きるのではないでしょうか。
727.家庭内村八分
2023.02.10
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
村八分なんて言葉があります。
交わりを断って絶交する様を言いますが、何が八部かと言いますと二部は付き合うという意味もあります。
その二部は、火事と葬式です。
火事は延焼すると他家にも迷惑が掛かりますし、死に関しても協力はする、と言うことでしょう。
肉親は、常にサポーティブな関係を維持しているとは限りません。虐待者だったり、お金の無心をしてきたり、八つ当たりしてきたりと、色んな事情で肉親と緊張や対立関係が発生することがあります。タフな相手とは距離を置くのが一番とは言え、相手が肉親になるとそうも行かない場合があります。
そういう場合は、もし可能であれば家庭内村八分、という考え方をお勧めしています。
親ならば生んでくれたことは感謝するがそれ以外、火事と葬式以外は付き合わない。メールやLINEもしない。金銭的なやり取りもしない。一旦そう決めると、無駄に交流して摩擦や衝突を起こすことはありませんから、自分に対して加害的な肉親に対しては、家庭内村八分という形で距離を取ってみても良いかもしれません。
726.井目風鈴(せいもくふうりん)
2023.02.09
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
私は、将棋はある程度指すのですが、囲碁になるとからっきしです。一応ルールが分からないことはない、というレベルです。師匠の久保先生も高段者で、亡き父も晩年は囲碁に凝っていましたし、母方の祖父は結構強かったはずです。
その祖父に、小学生の頃一度だけ囲碁を教わったことがあります。
井目風鈴という手合いでした。9つの星に全部黒石を置かせてもらい、さらにその斜め外に4カ所置く訳です。これをものすごいハンデとして井目風鈴(星目風鈴とも書くらしいです)と言うようです。
定石を全然知らないのと、地を取ると言う考え方がまだ分からないので、それでも負けてしまったように思いますが、もう随分昔のことのような気がします。
大学生になって、一度だけ伯父の家に身を寄せていた祖父を訪ね、風呂で背中を流したのは良い思い出でした。その後、しばらくして亡くなってしまったと思います。思い切って伯父宅へ行ってみて良かったと思っています。
そういうエピソードがあったために、ド素人の私でも井目風鈴という言葉だけは存じております。
みなさんは、祖父母のどなたかに遊んでもらった思い出はありますか?
725.万里一空
2023.02.08
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
先日は、藤井聡太竜王が渡辺明棋王に挑戦している棋王戦第1局が長野県で行われ、難解な将棋を、藤井竜王が勝ちきって勝利しました。まだ20歳の青年竜王は、将棋に専念するためと言って高校も途中で退学してしまわれたのですが、その語彙力や思慮の深さは、どこから出て来るのかといつも舌を巻きます。
以前は、千思万考を取り上げましたが、万里一空も彼が揮毫したことのある言葉です。
琴奨菊関が伝達式で述べたとも言われるこの言葉、原典は宮本武蔵の五輪の書だと言います。
意味は、元々は、どこまで行っても一つの空の下にある、という意味だったようですが、転じて、一つの目標に向かって努力する、という意味でも使われるようです。6冠王になろうかという歴史的棋士が述べると、さもありなんと納得させられます。
若くして将棋を究めておられる竜王には及びませんが、私も様々な精神療法を学びつつ、それを皆様の治療に還元出来るよう日々努めております。
また、心改めて、万里一空の気持ちで、セラピーと向き合おうと思います。
724.私は私
2023.02.07
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世の中には自分より知識や経験が豊富な方なんて一杯います。
相手を純粋にリスペクト出来るならば良いのですが、自分と比較したり、自分を卑下したりして、自分を貶めて気持ちを落ち込ませてしまうようでは困ります。優れた人とお会いする時は、純粋な敬意を持ち、その人と交わることが出来る喜びに焦点を当てて、その時間を楽しく有意義にすることが重要です。
もちろん、自分の課題をあぶり出したり、それを克服しようと努力することは重要なことではあります。しかし、それは、自己成長の過程として楽しんで行うべきことです。自分にダメだダメだと思いながらするのは止めておいた方が良いでしょう。
そういう場合の心構えとしてお勧めしたいのは、「私は私」、と考えることです。
私は私、と考えていれば、他人様と自分を比較して落ち込むことはありません。
隣のバラは赤いなどとも言いますが、そういう時こそ私は私。比較対象することなく、自分自身のペースで歩まれてはいかがかと思います。
732.胡蝶蘭の花芽
2023.02.06
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
開業のお祝いに頂いた胡蝶蘭は、置ききれないものは時期を置いて大切な人に差し上げたり持ち帰ってもらったりしました。生き残りの一部を自宅に置いているのですが、3年目に入り新しい花芽がぼつぼつと出てきています。蘭の生命力に驚かされます。
花の開花も生命の神秘のように思います。
気づかない間に光合成などで着々と次の季節の準備をしているのは見事と言うほかありません。
全部咲くかは分かりませんが、今年も一部は開花すると思うので、今から楽しみに待とうと思います。
731.発散
2023.02.05
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
みなさんは、ストレス発散の方法を何かお持ちですか?
スポーツ、武道、音楽、演劇・・・。様々な発散方法があると思います。
仕事や家事、子育てが煮詰まってくると、イライラが高じてしまうことがあります。ストレスを貯めすぎると、家族に八つ当たりしたり、冷たい態度を取ったりしてしまうこともあるかもしれません。
もっと発散した方が良いのではないか、というシチュエーションは時々見受けられることでしょう。
ここで注意が必要なのは、お酒を用いた発散はあまりお勧めではありません。飲酒は深い睡眠ステージを削ってしまい、嫌なこと等の処理が先延ばしになってしまい、抑うつ的になるリスクが高いからです。
体を動かす運動、ダンス、スポーツ等、健康的な方法で発散が出来れば良いのではないかと思います。
みなさんも、何か発散方法をお試し頂いてはいかがでしょう?
730.自分の姿
2023.02.04
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
先日は、和光音楽アカデミーマジョルカホールでオカリナのコンサートをさせて頂きました。沢山の方にお越し頂き、誠にありがとうございました。
さて、記録用に動画などを残しているのですが、反省会をしてみると、自分の姿や演奏、MCを見直します。
なくて七癖あって四十八癖と申しますが、自分を客観視すると、要らない所でお尻を掻いていたり、MCが早口だったりと、まだまだ立ち振る舞いに改善の余地が沢山あるなぁと思いました。書き出したら、沢山あるのですが、反省会を公表してもしょうがないので、自宅で粛々と振り返ろうと思います。
自分の立ち振る舞いや話し方が、十分伝わるものであるかはとても大事なことですし、見返すのはとても勇気が要ります。
しかし、何かを変えたい時や改善したい時、思い切って自分の姿を、写真なり動画で撮影してみても良いかもしれません。きっと沢山の発見があると思います。ただ、心身共に勇気が出るというか、元気な時にした方が良いですし、誰かとご覧になる時は毒舌辛辣な相手よりは、沢山気づくのは良いとして、応援的なコメントを頂く方と一緒の方が良いでしょう。
729.鬼
2023.02.03
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
はやりのアニメですと、鬼滅の刃なんてのがあるそうですが、おとぎ話の昔から、鬼というのは怖い存在でした。桃太郎辺りから始まる我々の鬼ですが、最近の鬼は超能力的な戦闘力に長けたものもいるようです。悪魔、という存在が、天界追放だったり、天使との対になっていたりという観点からいうと、どうしても悪魔は西洋的な世界観の範囲を出ない印象ですが、日本の悪役と言えば鬼ですよね。
鬼は、心の醜さや恨みなどを抱えた象徴的存在かと思います。
そういう意味で、渡る世間に鬼はなんとかとか、人間のネガティブは側面を鬼にたとえる比喩としても使われます。
人格形成も完成という終点はないと思われ、我々はいくばくかの未熟さを抱えながら生活しています。全ての人が未完成であるならば、誰にも大なり小なり心の中に鬼はいるものです。その鬼の激しさは、生い立ちや性格に起因する面もありますが、アウトプットしてしまうと、罵詈雑言や誹謗中傷も責任のある言葉として自分に返ってきてしまいます。
人様を傷つけると、後悔してしまうこともあります。
心の鬼が暴れ出さないようにするためには、普段から生活に余裕を持ち、過剰に自分を批判しすぎず、出来たことは素直に認めることが必要です。どこか、生活の中で心の余裕を失い、鬼が暴れ出しそうだとお感じの方は、一度ご相談頂ければいかがでしょう。