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532.写輪眼

2022.07.20

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 連休は九州大学をお借りして、慎重な感染対策の上、催眠療法の研修をしてきました。

 九大の心療内科は全国から優秀な志ある若い医師が入局してくる心療内科のメッカです。
 たまたま親しい後輩の先生が、医局のお役目をお持ちだったこともあり、好意的に研修会場も使わせて頂いています。そういう思いに応えるべく、私の技法を正直に開陳してきたのですが、天才とはいるもので、私もなかなかやりきれない、特殊な技法を、ある有能な若手に、とてもきれいに実行されてしまいました。
 講師冥利に尽きると言えます。
 むしろ、受講生の出来が良すぎて、藤井竜王を見守る杉本八段くらいが良いたとえでしょうか。私もまだ引退していませんので、棋士に例えるならトーナメントプロですからね。

 忍者漫画のナルトには畑カカシという教師役のキャラクターが出てきており、その目は写輪眼といい、一回見た技法を完全にコピーして再現できるという恐ろしい目です。たまに、一回見せると出来ちゃうと言う写輪眼持ちはいるのですが、身近にいたとは。
 セラピーに高い志を持つ若手が写輪眼で技法を持っていってくれたのはむしろ教え手としては喜びですし、研修をして良かったとも思います。彼らが沢山の方のお役に立てることを切に願うとともに、自分も更に磨いていきたいと思いました。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分