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952.西健太郎先生にお越し頂きました。

2023.09.21

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 歳は大先輩ですが、もはや親友と言っても良い、西健太郎先生にお越し頂きました。
 済生会での講演の際に初めてお会いしたと思うのですが、非常によく勉強される先生です。
 臨床催眠学会でも理事、次回大会の準備委員もされています。

 他にも、家族療法学会やブリーフサイコセラピー学会の会員、NLPも学び、催眠の師匠の合宿にも参加、神田橋先生の陪席も多数。催眠だけでなく動作法も学んでいたり、リフレクティングの勉強をしていたり、先生は本当に外科医なのですかと伺いたくなるほど熱心に勉強されています。
 
 そんな西先生に当院にお越し頂きました。

 エネルギーを頂いて、また頑張ります。

951.家族療法学会に参加して参りました。

2023.09.20

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 実は、家族療法学会も出来ます。
 駆け出しの頃から、当時九大心療内科技官であった、東豊先生(現・龍谷大学教授)に憧れて、東先生のワークショップを追いかけ回していた頃がありました。
 ある時なんかは、東京カウンセリングセンターの翌週大分のWSにも伺いました。

 講師の先生からは、お前が座ってたら、同じネタでしゃべれないだろう、と冗談交じりにお叱りを受けたこともあります。

 久しぶりに家族療法のトレーニングもしてみようと思って、初めて中村伸一先生の研修に出ました。

 先生の温かいご指導方法を学び、また、エナクトメントにチャレンジするなど意欲的に参加出来て、満足度が高かったです。
 行ってみて良かったと思いました。
 またその学びをみなさまに還元出来るよう務めて参ります。

950.くまもとオカリナッセに参加してきました

2023.09.19

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日、熊本市で行われたオカリナのフェスティバル、くまもとオカリナッセに参加して参りました。
 ピアニストには嶋田ヒロさんをお願いし、ブエノスアイレスの冬でエントリーしてきました。

 ゲスト演奏は、大沢聡師匠の同門の姉弟子、柿内美緒さんでした。
 クラシックで鍛えた確かな音楽性と技術で、素晴らしい演奏を聴かせて頂きました。プーランクのフルートソナタをオカリナで吹くとか、また、トリプルオカリナのための委嘱作品を披露するなど、柿内プロならではのプログラムを楽しむことが出来ました。
 
 良い影響を受けたと思うので、自分自身も精進して参りたいと決意を新たにいたしました。

949.人は間違いながら覚える

2023.09.18

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 イタリア語の諺より。
 Sbagliando si impara.
といいます。人は、間違いながら覚える、という意味です。意訳で失敗は成功の母とされることもあります。

 人生、学習にはトライアンドエラーつきものです。
 むしろ、自分の間違いを修正してくれる人は皆、師と言えるでしょう。習い事などでは先生にお月謝をお支払いして教えを請うものです。
 重要なのは、修正の時に、批判・非難と受け取らず素直に情報を修正すること、出来るだけ感謝を返すこと。
 そして、間違った自分への落ち込みを極力避けて、新しいことを覚えたとか、正しい方向へ行けたとか、成長を喜ぶことです。

 修正が発生するたびに自己卑下や自己効力感の低下を起こす場合は、親や師から、キツく指導された悪い体験の再現によることがほとんどと思われます。
 しかし、どんな生い立ちであっても、大人になってからそれを再修正するのは自分自身です。

 「人は間違いながら覚える」の精神で、間違いながらもどんどん正しく良い情報を取得し、成長していきましょう。

948.夜は助言をもたらす

2023.09.17

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 イタリア語の諺より。もとは、
 La notte porta consiglio.

 です。そのままの意味です。

 その意図する所は、決断を下す前に熟考せよ、一晩考えてみよ、ということのようです。

 悩んでしまうとぐるぐるぐるぐる堂々巡りで同じことを考えたりします。疲れている時は、悩むばかりで良案も浮かばないと来ます。将棋や碁では、こういう現象を、下手の考え休むに似たりなんて揶揄します。

 試合中で制限時間があるなら、次の手を指して(打って)しまった方が時間の浪費がなくて良いのかもしれませんが、試合中でないのであれば、一端ゆっくり寝てからだとアイディアが浮かぶこともあるかもしれません。

 助言をもたらす夜を迎えるためにはお酒は控えて、出来ればぬるめのお風呂などでゆっくり身体を温めたりストレッチや身体をほぐしつつ、早く布団に入ってよく寝ることです。そういう夜を迎えられれば、翌日は頭もはっきりして、きっと助言をもたらしてくれるでしょう。

947.大の男が泣けるのは

2023.09.16

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 若い頃、とても辛いことが重なりました。
 何でもない観劇中に、全然物語の山じゃない、序章の残酷シーンでボロボロと泣いたのでした。
 そこで泣き出す人は普通いなかったと思います。

 この時、あ、自分はとても辛かったのだ、と初めて自覚したものです。

 男女同権の今、男も女も、悲しければ泣けば良いでしょうし、こらえたければこらえれば良いとは思います。
 しかし、なかなか、男のくせに泣くんじゃない、ではありませんが、なかなか大の男って人前で泣けないものです。この時思ったのは大の男が泣けるのは、劇場か墓場なのだろうと思いました。

 繁華街で泣いてたらちょっと周りが引きますしね。

 観劇中やお墓の前で泣いていても、それほど変な人とは思われないかと思います。

 平等な世になったとは言え、男子には男子の、女子には女子のプライドがあり、そうなるとなかなか泣けないものです。

 泣きたい時は、自室に籠もるなり、甘えられる人がいるならその前で、そうでない時は劇場か墓場で、思い切り泣いてみても良いのかもしれません。

946.借り物人格は多様に

2023.09.15

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 心酔する人物がいると、影響を受けたり、所作をまねたりすることもあるようです。

 私も師匠の久保千春先生の太陽のようなおおらかさなどは、常に取り入れたいと感じていますし、故松原秀樹先生のいつも余裕のある態度、現教授の須藤信行先生はとても頭の回転が速いからか、考えてものを仰るようにされていることなど、見習うことは多いです。
 自分の元々のキャラクターというのもあるので、尊敬していたとしても無理に真似ても上手く行かないこともありますから、ある程度取り入れられるものの取捨選択は必要でしょう。

 治療関係になると、担当の医師や心理士の嗜好や所作を真似てしまう相談者の方もおられるのですが、ある程度は良いとしても、出来れば複数の友人・知人などから取り入れると良いでしょう。親しい人がいない場合は、著名人やアスリートでも良いでしょう。

 ある人物を、尊敬していたとしても、メインディッシュのようにそちらばかりを見るより、前菜盛り合わせ、アラカルトのように、複数の尊敬すべき人物の色々良い所をつまみ食いして、ちょっとずつ借り物人格として取り入れる方が、より自分に合った成長が得られるのではないかと思います。
 成長したい時は、借り物人格は多様にされてご覧になってはいかがでしょう。

945.棚田

2023.09.14

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 先日、山口県を訪れた際、棚田を見て参りました。
 棚田は、稲作が行われている山岳地域に世界的にも見られるもので、中国の雲南省やフィリピンのバナウエにあるものは世界遺産登録されているそうです。以前、急峻な崖をブドウ畑にしてしまったイタリア人の努力にも驚きましたが、稲作地域の農家も、代々の努力をしてきたようです。
 実は、広い沖積平野は、高低差がなさ過ぎて稲作には不向きであり、灌漑技術が未熟な昔は、ある程度の高低差を要したようです。

 減反政策で、杉林に転換しようとして無残な失敗に終わったことや、棚田はエジプトのピラミッドに匹敵するという賞賛もあったとかで、1999年には、農林水産省が、日本の棚田百選(実際には134地区)を選定したり、2022年にはつなぐ棚田遺産を271地区していしたようです。

 全国の水田の1割に当たる15万haが棚田であり、この30年間で3分の1が消えたとも言い、付加価値やブランド化、わさびなどへの転換などが工夫されているようです。人口減少や食料自給率の問題と合わせて、我々も考えていく必要がある問題なのでしょう。

 美しい棚田を見ながらも、その背後には色々考えるべき問題があるのだろうなぁと思いました。

944.岩礁

2023.09.13

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 船に乗る時、見えない岩礁とはとても怖いものです。

 航路をよく知らないで岩礁にやられてしまうと、船底に穴を空けたり、下手をすると沈没しかねません。
 岩礁の多い海域はとても危険ですし、時化の時などは特にその近辺は航行禁止になることが多いようです。

 私たちも、よく知らないまま危険地帯に迷い込んだり、暗礁に乗り上げることはままあるかもしれません。

 優れた水先案内人や公開技術が必要なことは元より、軽傷であれば沈没しないように踏みとどまるなども大事なことです。

 良くないのは無理をしたりして、更に状況を悪化させることです。

 私共の人生にも、道の航路や暗誦はつきものです。

 どうも暗礁に乗り上げたとか、沈没していきそうでやばい、という時は、一度ご相談頂ければと思います。

943.中野耳鼻科・美容皮膚科様へ行ってきました

2023.09.12

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日、城南区別府にて、中野耳鼻科・美容皮膚科様にて内覧会が開催されました。
 応援も兼ねて、ご挨拶に行って参りました。

 心療内科などには、不調となるとめまいを訴えたり、耳鳴りに悩まれる方もおられます。
 しっかりとした聴覚検査室もあり、信頼出来る耳鼻科が近くに出来たのは心強いことです。

 これからも必要時連携を取って、診療を進めたいと思っています。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分