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279.甘やかす

2021.11.11

279.甘やかす

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。

 甘やかす、というと、しつけをきちんとしないとか、ルール違反を咎めないようなイメージもあるかもしれません。甘やかしてはいけない、などという風潮の中きちんとすることは確かに美徳でしょう。

 しかし、それが自分を責めすぎて鬱になってしまうようでは仕方ありません。

 疲れた時、よく頑張った時、ご自分を甘やかしてはいかがでしょうか。
 具体的には嫌いでなければ甘くて美味しいスイーツを自分のために購入し、食べるのです。

 糖分はプロ棋士の対局でも差し入れられるように、脳の栄養です。叡王戦就位式でも、藤井聡太新叡王は「糖分を補給しつつ対局出来た」、とスポンサーの不二家に感謝の言葉を述べました。
 実際に脳科学として脳の栄養はショ糖と酸素であり、その糖分補給はリーズナブルと言えます。

 もちろん、真夜中はお勧めしませんし、歯磨きも必要ですが、疲れた時には自分に甘い物を与え、甘やかしてみてはいかがでしょう。

278.銀木犀

2021.11.10

278.銀木犀

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 先日街を歩いていたら、ふと銀木犀にも気がつきました。残念ながらあまり匂いがしたわけではなく、たまたま視野に入りました。
 街の銀杏もだんだん黄色くなってきています。

 秋の深まりを感じます。

 みなさまは、道すがら自然の変化をお感じになっていますか。

277.アマティ

2021.11.09

277.アマティ

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 先日は、ヴァイオリンとピアノのデュオコンサートに行ってきました。

 ヴァイオリニストは三上亮さんという素晴らしいソリストでした。ピアノは藤島彩さん。
 内容やお二人の技術も素晴らしかったのですが、演奏して頂いたヴァイオリンは、アマティの1628年作でした。
 1628年!

 概算ではほぼ400年!その頃日本は、三代将軍・徳川家光の治世ですね。

 その時代の名工の作品が、様々な演奏家の手を経て、日本で演奏されていると思うと、感慨深い物があります。

 芸術の秋、良い芸術や良い演奏に触れ、また診療を頑張っていきたいと思いました。

276.11月は過労死防止啓発月間

2021.11.08

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 前回、児童虐待防止推進月間と書きましたが、ニュースによれば、11月は過労死防止啓発月間でもあるようです。勤労感謝の日が設けられているから11月になっているのでしょうか。
 労働は国民の義務ではありますが、健康や生活を保つのに適度な労働が望ましいと思います。

 開業してびっくりしているのは、ここまで適応障害で仕事を休業する人が多いのかということです。

 労働者の方も、事業主も方も、この労働は適法であるのか。また毎日自分は意欲を持って就労できているのか、立ち止まって再考して頂いても良いのかもしれません。

 厚労省の関連ページをリンクしておきます。どうぞご覧頂ければと思います。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000053725.html

275.11月は児童虐待防止推進月間

2021.11.07

275.11月は児童虐待防止推進月間

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 11月は児童虐待防止推進月間だそうです。
 シンボルはオレンジリボンのようです。

 PTSD,解離の方を拝見していますと、生育歴が凄惨な方にもお目に掛かることが多いです。大人になってから向き合っても良いかもしれませんが、出来るだけ早期に、虐待の環境があれば改善できるように、医療関係者だけでなく、福祉や教育、行政・司法など関与できる専門家は出来る限りの援助を提供したいものです。

市のこども総合相談センター(えがお館)
833-3000

児童相談所全国共通ダイヤル
189(いち早く)→最寄りの児相につながります。

 とのことです。

 当院では、心身両面から医療の観点で援助が出来ればと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。

274. 世界に広がったクロアチアの風習

2021.11.06

274.世界に広がったクロアチアの風習

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 クロアチアという国をご存じでしょうか。聞いたことがあっても、大体東欧なんじゃないか、と言う理解で停まる方の方が多いかもしれませんね。
 イタリア好きから説明させてもらえば、イタリアの長靴のふくらはぎの部分の対岸という感じでしょうか。∩の字の形をした国です。現地ではフルヴァツカと言うようですが、日本がよその国からジャパンとか言われる感じなんですかね。首都はザグレブ。今のところ、クロアチア語を教えている公教育はほとんどないようです。

 ドゥブロニクという美しい世界遺産の街があり、一度は行ってみたい所です。クロアチア語は無理ですが、都市部であれば、英語とイタリア語なら何とかなると聞いています。

 さて、表題の件にも取りますが、クロアチアのことはほとんどご存じなくても、誰もが知っているクロアチアの慣習があるのがお分かりになりますでしょうか。

 それは、ネクタイです。

 ネクタイのことをイタリア語やフランス語ではCravattaというのですが、これは元々、クロアチアの、と言う意味だそうです。

 今は、ビジネスパーソンなら誰でもしているネクタイ。これはロンドン発でもパリ発でもなく、クロアチアの風習だったそうです。どうしてそうなったかまでは調べきれませんでしたが・・・。

 今日はチコちゃんではありませんが、豆知識ネタでした。

273.抱き枕

2021.11.05

273.抱き枕

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 当院にご相談頂く方の2/3は適応障害のうつ状態かうつ病の方のようです。

 単身ビジネスパーソンの多い六本松地区らしいのかもしれませんが、どういうわけだか、当院は、西は西区、東は東区、南は春日市とか、域外だと宗像市とか遠賀郡とかからもご来院頂いております。頼りにしていただけることには身の引きしまる思いで、日々責任を痛感しています。

 それはそれとして。

 鬱っぽくなる方の特徴として、ご自分をねぎらう機会が少ないのではないか、という印象を持っています。

 そんな方に、抱き枕などいかがでしょう。

 ビールで言えば注ぎたい時は注がれたい時ではないですが、抱きしめたい時は抱きしめられたい時かもしれません。リトル本田ならぬ、リトル自分って居ると思います。
 一日の終わり、お休みになる前に、リトル自分を抱きしめてあげても、良いんじゃないかなって思うのです。

 その際に、自分、頑張った、よしよし、とするのは、親でもパートナーでもなく、結局自分かもしれません。(パートナーとの関係が良好な人は依頼してみましょう。効果倍増です)。

 そんな折にイメージよりも、実際の抱いた感のある、抱き枕とか、大きめのお人形などがあると良いのではないかと思うのです。
 自分にも必要!と、ピンと来られた方は抱き枕を置いていただいてみては、いかがでしょうか。

272.歩く

2021.11.04

272.歩く

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 あるふるさと探訪のような番組で、その回の主人公が歩いていました。
 おしん、のような苦労をした女性でしたが、とにかく歩く。
 歩いていると悲しいことを忘れられるから、だそうです。

 歩いて、歩いて、野のハーブを摘む。生きていればつらく悲しい出来事にもぶち当たる。そういう時は歩いてみる。

 別にその方は西田幾多郎でもなく、哲学者でもなく、ただの村のおばあさんでした。

 でも、哲学もセラピーも学んでいない彼女が、あらゆる悲しみを、ただただ歩いて乗り越えてきた、と言うのもとても味わい深いことなのかなと思いました。

 誰もが彼女のように出来るかはわかりませんが、目の前の悲しみが大きすぎる時、ひたすら歩いてみる。そういう手もあるのかなと思いました。

 歩いても歩いても、解消できない時は、ご相談頂ければと思います。

271.文化の日

2021.11.03

271.文化の日

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 10月が体育の日もオリンピックにずれて、生まれて初めて祝日のない10月を走りきったと思います。頑張ってくれたスタッフにも感謝したいと思っています。

 コロナも少々落ち着いてきましたので所々コンサートなども復活してきているようです。
 文化の日と言いますと、子供の頃は、文化会館などで、皆さんの絵画や工作の作品展があったり美術館の企画があったように思います。コロナ禍後はどうなったかわかりませんが、いずれにしても良い文化芸術に触れていこうという機運はまた復活してきているのではないでしょうか。

 先日のショパンコンクールで4位に入った小林愛実さんの前奏曲集が手に入りましたので、私の文化の日の楽しみは小林さんの演奏を聴いてみたいなと思っています。

 みなさんは、文化の日、どのようにお過ごしになりますか。

270. 金木犀

2021.11.02

270.金木犀

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 先日、歩いていたら、とても良い香りがしました。ふと振り返ると金木犀の花が咲いていました。

 こんなことにも秋の深まりを感じます。
 日々喧噪の中の生活でも、ふと、このような自然の香りで癒やされますね。

 みなさまも、自然の中へ、秋の香りを求めてお出かけになってみてはいかがでしょう。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分