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272.歩く

2021.11.04

272.歩く

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。

 あるふるさと探訪のような番組で、その回の主人公が歩いていました。
 おしん、のような苦労をした女性でしたが、とにかく歩く。
 歩いていると悲しいことを忘れられるから、だそうです。

 歩いて、歩いて、野のハーブを摘む。生きていればつらく悲しい出来事にもぶち当たる。そういう時は歩いてみる。

 別にその方は西田幾多郎でもなく、哲学者でもなく、ただの村のおばあさんでした。

 でも、哲学もセラピーも学んでいない彼女が、あらゆる悲しみを、ただただ歩いて乗り越えてきた、と言うのもとても味わい深いことなのかなと思いました。

 誰もが彼女のように出来るかはわかりませんが、目の前の悲しみが大きすぎる時、ひたすら歩いてみる。そういう手もあるのかなと思いました。

 歩いても歩いても、解消できない時は、ご相談頂ければと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分