148.父の支配
2021.07.05
148.父の支配
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。 6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
最近ご相談頂く話で多いのは、むしろ妻子よりもお父さんが病気なのじゃないかとか、お父さんがずっと支配し続けてつぶれかけているとか、そういうので男性嫌いになったとか、そんな話です。
子育ても終盤にさしかかって来たわが身ですが、自分も支配的だったんじゃないかと日々反省しています。
私自身、医者と病院が好きではないですし、なかなか人を信頼して相談するのが苦手です。得てして中高年男性にはそういう傾向があり、女性の場合は割と素直に相談に来てくれることで早く改善しやすかったりします。
お父さんご自身の相談でも、その圧力で疲弊したご相談でも、しっかり受け止めて参りたいと思います。
147.90
2021.07.04
147.90
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
6月を無事に終え、開業1ヶ月を過ごしました。
こまこまとミスがあったり修正したりはしたものの、大きなトラブルもなく、乗り切れてほっとしています。
職員もお試しだったり、ちょっと頭痛薬処方したりしたものですから、純粋な患者さんの数とは言えないのですが、カルテのIDが90に到達しました。
一部前職から継続の方もいますが、少なくとも70名の方との出会いがあったのではないかと思います。ご家族と来られた方も含めるともう少し多いかもしれません。
場所柄が良いのか、周りの先生が忙しすぎるのか、暇な予定の日も朝から電話が鳴って夕方には結構働きづめという日も増えてきました。
当院は看護師や心理スタッフが一旦予診を取りますので、その分丁寧にお話を伺うことが出来るのが特徴だと思います。看護師には、実は毎日1題ずつ、心理学、心身医学、精神医学のミニレクチュアを積み重ねてきています。この辺が我ながらマメな所だなぁと思います。その効果もあるでしょうし、看護師さんたちが皆優しいのと、熱心なので、寄り添いながら話を聞く姿勢がどんどん進歩してきたように思います。まだまだこれからの所も多いのですが、成長過程と共に歩むのは嬉しいものです。 7月は更に努力を重ねて行けたらと思っています。
146.看護師が増えました
2021.07.03
146.看護師が増えました
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
実は7月から看護師が増えて、4名体制となりました。シフトを組んで回すので4名勢揃いは滅多にありませんが・・・。明るく元気なスタッフがもう一名増えました。お互いにカバーし合い、適宜休めるようにすることで、上手にリカバリーして心身を健康に保ち、日々の診療に当たれるようにと思っています。
勤務態勢の充実を図りながら、みなさまを温かくお迎え出来るよう努めて参ります。
145.花のピアノ
2021.07.02
145.花のピアノ
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6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
開院祝いに、写真のようなプリザーブドフラワーを頂きました。
私が音楽をしていることをご存じの方からでした。
ピアノの中に沢山のお花・・・。とても素敵です。
早速診察室に置かせて頂きました。
診察も演奏も、このお花たちのように素敵なものが提供出来ると良いなぁ、と思います。
144.祝!開院1ヶ月
2021.07.01
144.祝!開院1ヶ月
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
6月1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。 幸いなことに、1ヶ月間無事に営業出来ました。
それなりにお問合せやご相談も頂いて、忙しすぎない程度に頑張っています。
7月から新しい看護師さんも入ってくれて、更に体制を強化出来そうです。
当院は、看護師もしくは心理スタッフの方で、初診の予診を取らせて頂いております。これがなかなか好評のようで、しっかりと話を聞けるクリニックに育ちつつあります。Web問診や予診票などを組み合わせながら、寄り添いつつも効率的にお話しを聞かせて頂けるよう努めております。
143.心療内科医は身体の診察もします
2021.06.30
143.心療内科医は身体の診察もします
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
干上がるほどでもなくそれなりにご相談にいらして頂いております。
心療内科医のたしなみとして、診察室には診察台を置いております。
過敏性腸症候群(IBS)についても拝見すると申し上げておりますので、そちらのお問合せも時々頂戴しております。
女性の方でスカートで来て頂く方もいますが、おなかを拝見する時に、女性看護師の介助のもとで、腹部聴診、触診もしております。必要に応じて、背中の圧痛点などの診察をすることもあります。
心療内科を単なるメンタルクリニックと同じように捉えて御来談頂く方も少なくないようですが、心療内科医は、必要に応じて体も診察させて頂きます。そこで当院からのお願いです。おなかの相談の方などは診察しやすい服装でいらして頂くことが望ましいです。
なんで心療内科で体を触るの?って、心療内科は、心理療法の出来る内科、って書くではありませんか。
心療内科のトレーニングを受けたことのない精神科の先生が、患者さんが受診しやすいように“心療内科”も標榜されていることもありますが、それはあくまでも受診の敷居を高くしないための気遣いと思われます。心療内科医は身体診察をさせて頂きますのでご理解いただきますようお願いいたします。
もちろん、精神保健指定医も有しておりますので、幻聴や希死念慮等の精神科的なご相談も責任もってお受け致します。
どうぞよろしくお願いいたします。
142.ランタナ
2021.06.29

142.ランタナ
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
今日は歩いていて、ランタナを見かけました。
前職では結構あちこちで見かけたのですが、多分同じ株の子どもらしく色のバリエーションはありませんでした。前職にて見かけたのは白とピンクですが、世の中にはオレンジや黄色のランタナもあります。
冬以外だいたい咲いているのですが、寒さに弱いようで、雪深い地方では根付かないようです。
日本などの温帯ではそれほどではない物の、熱帯では最悪な侵略外来種100に選定されているとかで、植えてはいけない植物の一つのようです。かわいらしい花だと思っていましたが、そういうプロフィールを知るとちょっと慎重になりますね。
既に定着しているものについて通りすがりに愛でるくらいがちょうど良いのかなと思いました。
141.病、市に出せ
2021.06.28
141.病、市に出せ
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
ブリーフサイコセラピー学会のオンライン大会に参加しています。
岡檀(まゆみ)先生の基調講演、「未来を生き抜く力、見つけたい:日本で”最も”自殺の少ない町の調査から」を拝聴しました。
録画や録音は許されていないので、記憶に抜けがあるかもしれませんが大変興味深い調査でした。
自殺の少ない町、徳島県海部町と、似たような規模だけど自殺の多いA町を比較した調査研究です。
すると、海部町には日本では割と珍しい風土があることが分かってきました。
・同調圧力を嫌う
・色んな人がいた方が良いという価値観(居ても良い、ではなく居た方が良い)。
・関心は持つけどジャッジはしない
・路地があって適度なコミュニティがある
・病、市に出せ(不具合は早めにオープンにした方が損害が少ない)
・一度はこらえたる(失敗を許す文化)
かつて材木業などが盛んになって色んな地域から人が入ってきたことがある風土ゆえ、多彩な人材を認める文化がある(この辺は博多港のある福岡も割とよそ者に優しいのですが、地域で住むとなると、同調圧力の嵐がすごい(体育で立つ時や『やー』と言って立たなければならない等)ので、常駐して住む場合も多様性を徹底的に認めているのがデフォルトな所が福岡市よりも遥かにに先を行っています)。
自殺の多い方の町は、恥は孫の代までとレッテル貼りがきつく、失敗を許さないため、引っ越して出ていく余力のある人は良いのですが、それがなければ確かに死にたくなるのかもと思います。
海部町では新人町議さんが、「選ばれたからには平等だからどんどん意見を言うように」と先輩から言われるそうで、一年生のくせに生意気なとか、控えろ、と言うことはないそうです。岡先生はそれに着目して他の自治体でもこの質問を繰り返したそうですが、彼女の質問した範囲において海部町と同じ風土だった議会はなかったそうです。
自殺対策のポスターを貼るより、路地のある構造、関心は持つけど監視しない距離感の良いコミュニティ、失敗や多様性に寛容な文化を醸成出来れば、自殺対策なんて要らないかも、という話でした。セラピーをしていると自殺などは阻止する必要がありますがそもそも、自殺したいと思わせないのが一次予防なんだろうなとも思いました。なかなか興味深い研究でした。
私も普段の臨床で、情報は提供するけどジャッジは下さない等気をつけてはいるつもりです。
勉強してきたことをまた、地域に還元出来るよう頑張りたいと思います。
140.反省しても後悔しない
2021.06.27
140.反省しても後悔しない
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
お若い方ですと、半ば当たり前かもしれませんが、ご自分の知識や経験・技術に自信がない、というご相談を沢山頂きます。経験が少ない内はやむを得ない話でもあります。
うつなどの治療で重要になるのは、反省と後悔を一緒にやってしまう場合です。
反省点を反省するのは重要なことです。
しかし、その目的を忘れがちです。
反省するのは、次回や未来に活かすため、です。
後悔して自分を追い込む、落ち込ませるためではありません。
どんな素晴らしい結果でも、どんなに悔やまれる結果でも、済んでしまったものは仕方がありません。
長々と悔やむのは鬱っぽくなる上、元気も削がれ、良いことありません。
反省点は論理的に反省し、解決策と一緒に考えます。でも、気持ちの面では、「切り替え、切り替え」と自分に声を掛け、落ち込みを続けずに、切り替えていきます。
反省しても、後悔しない。そして、次の仕事に集中する。どのトッププロもそうやっています。
みなさまも取り入れて頂いては、いかがでしょうか。
139.福岡大学連携医療機関登録証を頂きました
2021.06.26

139.福岡大学連携医療機関登録証を頂きました
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
さて、昨日は、福岡大学病院からわざわざ連携室の方がいらして下さいました。
福岡大学連携医療機関登録証を頂戴致しました。地下鉄七隈線を真っ直ぐ乗っていくと到着する福大病院の連携医療機関にご登録頂いたことは大変ありがたいことです。
今後も、入院が必要そうな方、基礎疾患や合併症をお持ちの方などは、積極的に連携して参る所存です。
筆まめなので、診断書や紹介状は、依頼されれば割と早いスピードで書かせて頂いております。
地域に根ざして、基本的な心療内科や催眠療法など、レアな専門性を発揮する一方、福大や済生会など基幹医療機関との連携を深め、クリニックであっても診療の質を高精度に保っていくように努めて参りたいと思います。
当院では、今後も、安心してお掛かり頂ける医療機関を目指して、努力して参ります。