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613.調子が悪い時に出る本性

2022.10.09

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 得てして、最初の出会いや挨拶などでは、お互いに好印象である方が好ましいため、笑顔で礼儀正しく挨拶するものです。よほどひねくれた人でない限り、通常はそういうものでしょう。

 お互い、最初や、関係が浅い内は良い人な訳です。

 しかし、意見に相違があったり、ちょっとした行き違いがあった時、だんだんお互いの本質が判ってくるものです。

 ある人事の方に聞いた話によりますと、丁寧な文面で応募してくるあるいは、熱意を示してきても、実は退職元には配慮していなかったり、連絡してくる時間帯がプライベートなものであったり、と色々怪しい匂いを感じて不採用にした所、途端に返事もなくなったそうです。

 面白くない情報が得られた時、自分が袖にされた時、その人の本性が出るものです。
 そこで、やりとりの御礼が言えなかったり、各所への配慮へが不足していたり、相手の都合を鑑みていなかったり、そういうことに思い至ればまだ良いのでしょうが、何だつまんない、で終わってしまったら、おそらくそれがその人の本性だったのでしょう。

 その方の鋭い考察になるほどなと思いつつ、勉強になったと思った話でした。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分