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612.AHI 

2022.10.08

 

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

睡眠時無呼吸症候群という病気があります。
 肥満などでいびきをかいて、呼吸が止まったりする病気ですが、近年は研究が進み、体型に関係なく脳の不具合で起こる中枢性というものもあり、また、肥満でなくても生まれつき気道が狭いなど生理的な要因によっても怒ることが知られてきています。
 AHIというのは無呼吸低呼吸指数というもので、
Aprea:無呼吸
Hypopnea:低呼吸
Index:指数

 をつなげたものです。

 AHI=AI+HIで、

 無呼吸指数と低呼吸指数を足したものがAHIとなっています。

 AHIが5以上になると睡眠時無呼吸症候群と診断されますが、
成人ではAHI:5~15を軽度、15~30を中等度、30回以上を重度の睡眠時無呼吸症候群としています。

 当院では簡易ポリソムノグラフィー(PSG)検査を導入しており、気になる人は検査を受けることが出来ます。AHI:40以上の場合、簡易PSGのみにてもCPAP治療を導入することが出来ます。

 睡眠の質が今ひとつだなと思い当たる方がいらっしゃいましたらご相談頂ければと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分