ブログ

603.逃げた女性は見送る

2022.09.29

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 女々しくて、女々しくて、女々しくて、辛いよう、とはゴールデンボンバーの歌だったと思います(作詞作曲:鬼龍院翔)。

 ま、男女のもつれの時、女々しくなるのが男性と言うことを歌っているのかもしれません。

 そうだからかどうだか、分かりませんが、ご相談を受けていると、男性の方が女性が去る時に追おうとする傾向があるように思います。しかし、逃げた女性を追い回すのは、基本的には止めておいた方が良いのではないかなと思います。

 男性の記憶はアルバム方式、女性の記憶は上書き方式なんて申しますが、女性は一度心が離れると、元の鞘に収まることは少ないんではないでしょうか。もちろん、色んなカップルがある以上、そうでない例も沢山あるのでしょう。

 生物学的に、雄は、雌さえいれば毎日でも子作りが出来るのに対し、雌は一度妊娠すると出産まではその仔を産み出すまで育てなければならないように出来ています。その後も授乳などもあり、一回の子作りに対して女性の方が長いスパンで考えます。そういうこともあり、嫌、と思えばもう近寄らないのが多くの女性の性質ですから、女性が嫌だと言いだしたら翻意させるのは難しいでしょう。
 もちろん、なんで上手く行かなかったかは考察する必要があります。DVやモラハラは絶対にいけません。
 性格が合わなかったり、女性の方がひどい人であれば、むしろ手が切れて良かったと考えるべきでしょう。
 もしやりとりが出来るのであれば、再発防止のためにどういう所を改めるとより自分が良くなるのか研究の材料にさせてもらうことも良いでしょう。

 今のご時世、無理に追い回すとストーカーとして扱われかねませんし、警察に接近禁止命令を出されると公的記録に残りますから。男性の皆様には、逃げた女性は諦めて、リリースして切り替えた方が良いのでは、とご提案申し上げております。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分