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562.ラッコ

2022.08.19

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 胸で貝殻をコンコンと割って食べる様が可愛いラッコ。漫画やデザインのキャラクターにも時折採用され、かわいらしく、知名度もありますが、その苦境まではあまり知られていないのではないでしょうか。

 国内で飼育されているラッコが「絶滅」の危機にあるのはご存じでしょうか。

 今や国内のラッコは鳥羽水族館、鴨川シーワールド、そして、福岡のマリンワールド海の中道と3カ所に1匹ずつしかおらず、全てがメスということもあり、繁殖も不可能なのです。ピーク時は122頭もいたとのことですが、個体数の減少から絶滅危惧種となり、そのために米国で捕獲も禁止されてしまいました。つまり、こうなった原因は人間です。国内のラッコの展示は、今居る彼女たちが寿命になるとなくなる可能性が高いようです。北海道に20頭ほど、千島から流れてきたもの達が住み着いているという話もありますが、これを捕獲して良いかも難しい問題ですし、水族館での繁殖は成功例も少ないようで、今後のラッコ自体の繁殖問題は難しい問題のようです。

 ラッコ、について何か耳にされた時、環境問題についても一緒にお考え頂ければと思い、本日のブログ記事と致しました。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分