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506.ヴェンチレーション

2022.06.24

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 本当は、自分の実績や内容をよく見て欲しい。もっと対等に公平に扱って欲しい。などと思っていても、相手が高圧的だったり、多忙だったり、目上の人だったり、聞く耳を持たなかったりすると、なかなか伝わらず、自分の中に鬱屈した感情をため込むことがあります。
 スポーツや歌などで上手く発散できれば良いのでしょうが、それが機能しない時は鬱憤をためてしまうことがあります。
 あまり鬱憤をため込みますと心身をむしばみ、喘息やら胃潰瘍やら、過敏性腸症候群やら、本格的な心療内科の症状につながりかねません。

 そういう時に必要なものがヴェンチレーションです。日本語で言うと風通し、でしょうか。

 カタストロフィーの稿でも書きましたが、家族や大切な人との関係はあまり破壊的にしない方が望ましいです。ため込んで大爆発というのが最も避けたい表現です。小出しにすることも大切ですし、理性的に訂正してほしいことは話し合うなども重要です。こうやって鬱憤をためずに、表出したり、提案したりして良ければ、上手くヴェンチレーション出来たと言えましょう。

 何か、鬱憤や不満がたまっているとお感じの時、ヴェンチレーションをお考え頂いてはいかがでしょう。具体的な方法が知りたいときは、診察の時にご相談頂ければと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分