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291.抗うつ剤と吐き気

2021.11.23

291.抗うつ剤と吐き気

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。

 ビジネス街にあるからか、適応障害かうつの方が沢山いらっしゃいます。

 心理検査をして、うつのスコアが悪いと、抗うつ剤を差し上げることがありますが、よく使われるセルトラリンや、エスシタロプラム(レクサプロ)、最近出ているボルチオキセチン(トリンテリックス)などは吐き気の症状が出やすいようです。

 我慢して慣れれば飲めるようになる方もいますが、吐き気で諦めてしまってはもったいない場合があります。

 処方後に吐き気を感じられた場合は、一度当院や薬局にご相談頂ければと思います。
 初期量を更に半減して始めることで収められる場合、吐き気止めや蠕動促進系の胃薬や漢方の併用で乗り切れる場合もあります。

 当院受診後にお薬を上手く使っていくための工夫についてお知りになりたい方は、お電話頂ければと思います(ご回答は当院処方のものについてのみ行います。他院のものについてはご回答は出来かねます)。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分