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248.従業員も人間

2021.10.12

248.従業員も人間

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 相手が従業員だと思うと、非常に厳しい水準を要求される方もあるようです。
 お願いしていましたよね?どうして出来ていないのですか?
 お気持ちはわかりますし、事情はそれぞれ違うと思います。
 が、相手を責める時、オーダーは通っていて当たり前、という前提がないでしょうか。
 だいたい、電車が時刻通りに来るのは日本くらいのもので、イタリアなんかは遅れるのが当たり前です。電車は電気で動く車両とはいえ、運転士さんも人間であれば駅員も人間。
 そして、責めてしまった時は従業員も実は人間で、相手にも感情があります。
 声高になってしまった場合、少しテンションを下げて、相手にも思いやりを持って頂いてはいかがでしょう。もちろん、仕事として頼んだことが出来ていることは大切です。しかし、事情があったかもしれず、お互い寛容でいることも大切なことではないでしょうか。
 私も若い頃、当たり前のように人を責めてしまったことを反省しています。
 でも相手も人間で気持ちもあるもの。そして、大前提として自分も社会で生かされている存在です。
 怒りをぶつけるとその場はすっとしても後味が悪かったり、恨みを買うこともあります。思いやりを持って、ひと匙分優しさを乗っけて頂くだけで、結局は自分のためになるかもしれません。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分