379.アルデンテ
2022.02.18
379.アルデンテ
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
スパゲッティなどがちょうど良い歯ごたえがあるものをアルデンテと言いますね。歯ごたえのある硬めに茹でたものを指すようです。
数年イタリア語をやっている割にはちゃんと理解していなかったのですが、これはアル・デンテで、al denteと書きます。denteはdentalに通じ、歯、ですね。alはa+ilでilは男性名詞の前に着く定冠詞、英語で言えばtheのようなものです。直訳するだけだと「歯に」というような意味になりますかね。習慣的に歯ごたえがある、という意味に転じているようです。
味だけでなく、盛り付けや歯ごたえも食事にとって重要な要素です。
みなさんはどんなときに歯ごたえをお感じになりますか。
378.地に足
2022.02.17
378.地に足
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地に足を付ける、などと言うことがありますね。
皆さんは普段、大地を意識して踏みしめることはありますか。
私は時々意識しています。
逆に、パニックだったり、不安だったりで、不安定な愁訴でご相談頂く方々はほとんど、お話になる時に踵が浮いているように見受けられます。浮き足立っているように思います。小柄な方などには足台を提供して、しっかり地面に足の裏を付けて頂くこと、そんなことからセラピーの第一歩を心がけています。
地に足が着いて、臍下丹田に重心が来た場合、慌てる気持ちや動揺が収まっていくから不思議なものです。増田明先生のボディートークもそうですし、成瀬悟策先生より始まる臨床動作法でも踏みしめ動作というのがあります。
方法論は違っても先見の明のあるセラピスト達は、重心が安定することを重視してきたようです。
不安定だな、と思う時、少し足の裏を意識して、足下を踏み固めて見られてはいかがでしょう。少し役に立つかもしれません。
377.東京ばな奈
2022.02.16
377.東京ばな奈
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東京ばな奈をお土産に頂きました。
コロナ禍以前は東京の学会に行くことも多く、東京ばな奈は人気のお土産です。色んなバージョンを買った覚えはあるのですが、ポケモンは初めてでした。味は変わらないような気がしましたが・・・。
みなさんは、お土産やサプライズにはどんな物が良いと思われますか。

376.楽しむ気持ちを持とう
2022.02.15
376.楽しむ気持ちを持とう
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年末に、ショパンコンクール2位の反田恭平さんの切符が取れたので熊本まで聞きに行ってきました。影響されやすいので、以来ちょこちょことピアノもおさらいしています。2ヶ月弱リハビリして、左手も少し動くようになってきました。
気が多いものですから、ついつい色んなものに興味を持ってしまうのですが、人生もう後半、日々楽しむ気持ちで生きていこうと思います。でも、これって、人生前半の人も楽しんだら良いじゃないかと思いました。というわけで老若男女、目の前に興味のあるものがあったら、楽しむ気持ちで向き合ってみられてはいかがでしょう。
そのことに少ししんどさを感じる時は休憩が必要かと思います。
適宜、休んだり楽しんだりしていくことが大切なのかなと思いました。
375.五冠王
2022.02.14
375.五冠王
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将棋は強くはないのですが一応指せます。最近は藤井聡太竜王が、五冠目の王将を獲得し、五冠王になったともっぱらの評判です。将棋に詳しくない方に申し上げますと、将棋には8つのタイトル戦と、いくつかの一般棋戦があります。タイトルというのは、「竜王」「名人」「王将」など段位の代わりに1年間その称号を名乗る権利を有するものです。一般棋戦優勝者は、例えばNHK杯などでは、NHK杯中で限定的に「NHK杯選手権者」と呼ばれますが、他の棋戦や一般の取材の時は段位で呼ばれます。
将棋界には現在8つタイトルがあり、竜王、名人が他の6つより格上の大2冠。その他は、王位、王座、棋王、叡王、王将、棋聖があります。スポンサーや賞金の金額により年度により序列が変更されることもありますが、現在は上記の出現順の序列となっています。
天翔る勢いの藤井聡太竜王は、五冠王で、竜王、王位、叡王、棋聖の4冠を既に保持しておりましたが、先の王将戦で渡辺明王将(名人、棋王)に勝って王将を奪取し、5冠となりました。
生涯タイトル99期を誇る羽生善治九段(永世七冠)が出現した時、これ以上の棋士は100年出ないのではないかと思っていましたが、歴史的に初めて見るスーパースターがまた出現してくると言うのは素晴らしいことです。
まだ19歳という年齢ながら、既に第一人者の風格を示す藤井竜王はインタビューの受け答えも非常にしっかりしています。年齢的には私から見れば子供のような世代でありながら、常に謙虚で丁寧な姿勢で、感心します。
その奥には、まだまだ自分は将棋の究極を解明したわけではない、という探究者の精神が宿っているからのように思います。
下世話な大人が、因縁の対決や、記録について何度尋ねても、「気づかない手を指された(その手は読んでいなかったので反省したいという意味のようです)」「結果は嬉しいが記録は意識しないので一手一手をしっかり指す」としか仰いません。
ついつい、私などはいろんな周囲の状況を考えたり言及してしまうのですが、無心に棋理と向き合う姿勢こそ、最もシンプル且つ効果的なあり方なのでしょう。
私が、フォローしている人にはサッカーの長谷部選手や本田選手、フィギュアの羽生結弦選手などもいますが、藤井五冠王の発言に接するだけで背筋が伸びます。将棋も私生活もどこまで模倣出来るかは分かりませんが、接するとすがすがしい気持ちになれるこのすばらしい頭脳アスリートには今後も注目していきたいと思います。
374.Jmat宿泊療養施設の当直へ行ってきました
2022.02.13
374.Jmat宿泊療養施設の当直へ行ってきました
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
先日、医師会の要請に応じて、Jmat活動に協力し、新型コロナウィルスに係る宿泊療養施設での医療救護活動へ行ってきました。Jmatとは、日本医師会災害医療チームのことです。医師の場合、翌朝までの25時間拘束です。夏、秋と行って実は3回目。メンタルヘルスだけでなく、医師会の会員として、地域医療にささやかながら貢献しようとしています。
夏は大変で、秋は小康状態で落ち着いていましたが、現在、ホテルも県に12館あります(毎日、12のホテルで医師が日当直を勤めているんですね)。
支援に行った具体的な内容は公開出来ないのですが、生活班(清掃やお弁当の支給をして下さるスタッフ)、統括(公務員の方が3~5連直されて、事務的な統括を行って下さいます)、医療班(看護師が日勤や夜勤交代で、具合の悪い人のバイタルチェック等看護を行って下さいます、それと医師)、などに分かれています。
医師は一人しかいないのでお部屋の隅っこに机を頂いています。
必要がある場合は防護服を着用して、COVID-19に罹患された患者さんの診察に伺います。
電話で様子を問診してよい場合もあり、電話診察も行います。新入所された方などが多いです。
何もなければ良いのですが、基礎疾患があったり、具合がとても悪い方は病院への搬送をしなければなりません。
県の本部、救急医療のアドバイザーの先生達が毎朝報告を聞いてコンサルテーションを受けて下さいます。その内の一人の有名な先生とはちょっとしたお友達なので、リモートでお顔を拝見して懐かしさや心強さを感じます。研修医時代からACLS(二次救命救急)など、心療内科を始める前に救命をやっていたつながりが生きる瞬間です。心身医学指導医、精神保健指定医となった今、私自身が最前線の救命救急医とは言えないのですが、この当直はいろんな科の医師達が自らコロナホテルの業務を支えています。私もその末席に置いて頂いています。
休日が終わればまた、心療内科の通常診療に戻って参ります。

373.ゼラニウム
2022.02.12
373.ゼラニウム
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先日お散歩中にゼラニウムを見つけました。
雨で少し濡れて、可憐な感じです。
皆さんはお散歩中に、どんなきれいな物に目が行きますか。

372.理想的な筋肉の柔らかさ
2022.02.11
372.理想的な筋肉の柔らかさ
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「身体が柔らかい」と言う時、180度開脚が出来るとか、立位体前屈で掌が地面に着くとか、関節可動域が大きいと言うことを指すことが多いようです。一般的にその理解で間違いではないのですが、リラクゼーションという観点からは少々違う意見も提示してみたいと思います。
肩こりはありません、と仰る方の半数以上が触らせてもらうと、カチンコチンのすごい肩をされていることがあります。医者は薬を出した方が儲かるのでデパス(エチゾラム)やミオナールなど筋弛緩作用のある薬を処方しがちですが、正直、自分で肩を良く運動したり、マッサージ等で他動的にほぐしてもらう物理的治療の方が奏功します。しかし、マッサージ師も腕の善し悪しは幅広く、一概にどこでほぐしてもらうと良いとまではお勧めできない状況です。むしろ、腕の良いマッサージの方がいらしたら教えてもらいたいくらいです。
ご自分で肩を上げ下げしたり、片手で他方の肩を揉むことも出来ますが、ゴールはどうなれば良いのでしょうか。
ゴールとなる筋肉の柔らかさは、舌と同じくらい柔らかくなれば良いと言われています。自分自身やってみて、舌と同じくらい肩を柔らかくするのは至難の業と感じますが、ボディーワークの先生にはそう教わりました。あくまでも理想としても、もしカチカチの硬い肩だった時は、少しでも緩めたりほぐしたりしてみてはいかがでしょうか。
371.丹田
2022.02.10
371.丹田
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お臍の下10cmくらいの所に丹田というツボがあります。ヨガではチャクラの一つになるようです。いずれの流派でも重要な所と認識されています。
男性だと尿がたまった時に膀胱の辺りになりますが、女性は膀胱もそうですが子宮もあるのでより重要感を増して感じることが出来るかもしれません。
お臍の下の丹田なので、臍下丹田という場合もあります。
腹式呼吸をする場合でもここに意識を集中しながらやると良いとも言われています。
また、演劇などで裏切り者の声を出したい時は、心のイメージの中の丹田を、左右に少しずらしておくと良いと言います。そうすると、肚における心身の不一致が不思議なトーンを醸しだし、素人耳にも「腹に一物」持っているのではないかと言う響きになるそうです。逆に言えば、生き生きと生きていくためには丹田が正中にあり、自分の重心がその辺にあることが重要です。慌てている時や動転している時、パニックに陥りやすい時などは丹田に落ち着いてあるべき重心というか気持ちの焦点が胸や喉といった上ずった所に上がってしまっていることがあります。
慌てた時に急にコントロールするのは難しいですから、落ち着いている普段から、丹田を意識して腹式呼吸をするとか、自律訓練法の腹部温感の際に丹田を意識しながら感じていくとか心がけておくと良いでしょう。
真に喜んで生きているか、ということが疑問の時はおそらく、その声が丹田から出ていないものかと思われます。何か目標や願いを叶えたい時、それは腹の底からそう思っているのか、丹田に照らして合わせて自分自身の真の願いであるのかがチェックできるでしょう。
みなさまも、丹田に気持ちや温感を集めるように、意識して頂いてはいかがでしょうか。
370.破壊的にならないように
2022.02.09
370.破壊的にならないように
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
常日頃から、このブログでも出来るだけ、目標は肯定文で作ろう、というような話をしているのですが、たまには注意点としてこういう挙げ方もあります。
瞬間湯沸かし器だったり、すごく追及的な言い方をしてしまうことがあるならば、それは少し穏やかにした方が良いかもしれません。
相手がよほど寛容だったり鈍感だったりしたら良いかもしれませんが、相手も人間、傷つきやすい人もいます。心も致命傷に近い傷を負わせてしまうと、もう顔も見たくないとか話したくないという風になってしまうと、その関係は終わってしまうかもしれません。
ですので、大切なことを伝えたり、注意しなければいけない時は、出来る限り、破壊的にならないよう注意してみたいものです。
皆さんは穏やかなコミュニケーションのとり方はどのように気をつけておられますか。