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372.理想的な筋肉の柔らかさ

2022.02.11

372.理想的な筋肉の柔らかさ

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 「身体が柔らかい」と言う時、180度開脚が出来るとか、立位体前屈で掌が地面に着くとか、関節可動域が大きいと言うことを指すことが多いようです。一般的にその理解で間違いではないのですが、リラクゼーションという観点からは少々違う意見も提示してみたいと思います。

 肩こりはありません、と仰る方の半数以上が触らせてもらうと、カチンコチンのすごい肩をされていることがあります。医者は薬を出した方が儲かるのでデパス(エチゾラム)やミオナールなど筋弛緩作用のある薬を処方しがちですが、正直、自分で肩を良く運動したり、マッサージ等で他動的にほぐしてもらう物理的治療の方が奏功します。しかし、マッサージ師も腕の善し悪しは幅広く、一概にどこでほぐしてもらうと良いとまではお勧めできない状況です。むしろ、腕の良いマッサージの方がいらしたら教えてもらいたいくらいです。

 ご自分で肩を上げ下げしたり、片手で他方の肩を揉むことも出来ますが、ゴールはどうなれば良いのでしょうか。

 ゴールとなる筋肉の柔らかさは、舌と同じくらい柔らかくなれば良いと言われています。自分自身やってみて、舌と同じくらい肩を柔らかくするのは至難の業と感じますが、ボディーワークの先生にはそう教わりました。あくまでも理想としても、もしカチカチの硬い肩だった時は、少しでも緩めたりほぐしたりしてみてはいかがでしょうか。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分