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939.朝ご飯

2023.09.09

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 朝ご飯、抜いている方もおられるようですが、ちゃんと召し上がっていますか?

 朝食は、英語だと、breakfastと言いまして、fast断食を、壊す(break)ことです。
 フランス語では、petit-déjeunerといい、小さな断食解除になります。

 末梢には時計遺伝子があり、糖質やアミノ酸などを摂取することにより、リセットされると言います。
 
 朝日を浴びると、眼の億にあるメラノ婦しんという光センサー細胞が光を感じ、その情報が脳へ伝えられて体内時計がリセットされると共に、血圧・体温が上昇します。私たちの体は、そうやって活動状態に入るとメラトニン分泌が止まります。

 中枢と末梢の時計遺伝子が同調されて心身を健全に始動させるためには、朝日を浴びて、朝食を摂ることが重要です。

 生活リズムの確立のために、朝日を浴びて、朝食を摂ってみるようにして頂いてはいかがでしょう。

938.タブレットとメラトニン

2023.09.08

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 寝る前にスマホやタブレットを見ないように、なんてことは、学校や会社でも言われているかもしれません。
 ハーバード大学のChangらの研究によりますと、以下のようなことが分かりました。彼らは、就寝4時間以内に、紙の本とタブレットの本を読んだグループについて、それぞれ血中メラトニン濃度を1時間おきに測定した実験をしました。そうすると、タブレットの本を読んだグループは、紙の本を読んだグループに比べて、メラトニン分泌のピークが1時間半ほど遅れることが分かりました。メラトニンとは松果体から出る体内時計をつかさどるホルモンで、平たく言えば、身体に「夜だよ」と教えてくれるホルモンと言えます。

 話は変わりますが、先日、YouTubeでボンソワールTVを見ていたら、フランスでは20時でも日本の15時くらいの明るさで、本当に驚きました。
 ヨーロッパ人はメラトニン分泌がそもそも遅いかもしれません。

 いずれにしても、タブレットや携帯を遅くまで触っているとメラトニン分泌が遅れるようですから、思い当たる方はお気を付けて。私も自戒を込めて・・・。

937.パワーゲーム

2023.09.07

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 ルールを破りがちな方に、きちんと決まりを守って下さいとお願いするのは正しいこと思います。
 しかし、人間、感情的になってしまうとここの収拾が付かなくなり、

「あなたこそ決まりに従って下さい」
「あなたの方こそ、常識的な言い方をして下さい」

 というような言い合いになると、相手が自分側のルールに屈服するかどうか、という関係性が出来上がることになります。
 こういうやり取りを私共の世界では、パワーゲームになっている、と称します。

 どちらが先に膝を屈するか、というゲームになってしまうと、正しいかとか効率的かとかいうことは棚上げされて、勝つか負けるかの関係性となってしまい、常にパワーゲームを仕掛けてしまう心性の方とか、負けず嫌いで勝たないと納得出来ない心性の方だと、引くに引けなくなったりして、落とし所を見失うことがあります。

 パワーゲームに陥ってしまうリスクを感じた場合、冷静になって、少し俯瞰的に物事を見てみたり、本当は上手くやり取りしたいのだとか、真意を伝えたかっただけなのだ、とか、大事な原点に帰れるように思い直してみましょう。
 そして、少し言い過ぎた箇所があれば、先に譲ってみるのも一案です。
 外国とかだと違うかもしれませんが、日本の文化の中では、至らぬ点を先に謝罪すると上手く行くことも多いものです(全面的に相手の言い分を認める必要はなく、注意は必要ですが)。

 パワーゲームに陥っている、陥りかけている、という時は、それ自体が感情的に行動している証拠なのですが、自分が感情的になっている、という分析は理性的なものであり、あ、自分は感情的になっているな、と思えた時点で不思議とそのループから解脱するから不思議です。

 イニシアチブの取り合いになっていることに気づいた時は、少し冷静になるよう心がけましょう。

936.HIMARI

2023.09.06

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 最近、ヴァイオリニストのHIMARIさんを知りました。知り合いになったわけではなくて、ネットでその存在を認知した訳ですが。
 6歳でオーケストラデビュー、8歳以降39のコンクールで全て優勝、その多くで最年少優勝の記録を塗り替え。学校の成績はall Aというとんでもない天才です。音色、技術、音楽性、例える言葉を持たないほどの素晴らしい演奏家だと思います。

 素晴らしい音楽性と、明晰な頭脳を持ち、将来の楽しみな音楽家です。お母様もヴァイオリニストで時々デュオコンサートも開催しているようですし、お父様も宇多田ヒカルのバック等、音楽の仕事をされているようです。

 オカリナを手に取った所で、こういう異次元的な天才の前では恥ずかしくてプロ活動しているなんてなかなか言いにくいなぁなんて思いました。

 やっぱり、ヴァイオリン、ピアノは人口も多いこともあり、天才と呼ばれる人もすごいレベルの人がすごい数います。

 時々HIMARIさんの演奏を動画で拝見しています。

 それにしても最近は、羽生結弦選手、大谷翔平選手、藤井聡太竜王名人、そしてHIMARI氏と、歴史的な天才が潤沢に輩出されています。80年近く戦争がなかったことも、若い才能が伸びていった重要な原因と言えましょう。

 尊敬の念と、自戒の気持ちを新たにしつつ、焦らず、たゆまず、羨んだり動揺したりしないで、自分の出来ることをやること、これはなかなか難しいですが、大切にして行きたいと思いました。

935.距離を置く

2023.09.05

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 物事には方針や理念がありましょう。
 
 何かのイベントや組織に参加すると、当然色んな考え方があるので、大枠には賛成するが細かい運営には物申したくなる、とか、成長するためには改善点が必要だ、等々、色々気づくことも多いかと思います。

 自分がそういうイベントや組織の責任者であれば、しっかりと関与して、言動が理念や方針と整合性がとれているか、あるいは過不足がないか、などチェックする必要があります。しかし、一参加者だったり顧客として、改善点に気づいた場合、スタッフに意見具申をする人もいるでしょうし、黙って立ち去る人もいるでしょう。

 何をやりたいのか分からない、とか、自己満足に過ぎないのではないかとか、シャープな意見を持つようになってしまうと、言うか言わないかはきわどい問題になるでしょう。

 あまり熱くなってコミットしすぎると、組織改編の速度が追いつかなかったり抵抗に遭うこともありますから、関与度の低い集団に批判的な意見を持った場合は、まあ、あちら様のものだから、と、衝突しない程度に笑顔を作り、そっと距離を置いておくのがお勧めです。ずかずか入っていって辛辣な意見を述べたり、改革案を披露する必要はありません。

 そういう時は対象と距離を置き、あまり距離が置けなくても心的距離を置く、つまり、あまり沢山のテキスト量で反応しない、というのが工夫です。

934.海より深い

2023.09.04

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 この仕事をしていると、だいたい情報のソースは独りのことが多いので、パワハラの相手に関してとか、被害者の語る加害者像だとかは、脚色されている可能性もありますが、その人の見方しか聞くことが出来ません。たまに家族も付いてきて実はかくかくしかじかなんだと真相を教えて下さることもあり、そういう情報があると物事が立体的に見えてきて助かります。

 先日も恋愛のもつれで自分を捨てた恋人への恨み辛みを聞いていたのですが、否定するわけにも行かないので、ひたすら傾聴するわけです。語り手に乗せられて一緒に義憤を感じたりもするわけですが、そのケースでは、たまたま双方知り合いだったケースで、回り回って「悪者」にされている方にも深い事情があって、本人なりの最善努力をした結果として、寄り添うことが難しくなったという話が聞こえてきました。

 どっちが事実かは結局分からないのですが、事情をそれとなく知らせてくれた仲介者の一言によって、私の中で「悪者」っぽくイメージしていたのが、春の雪解けのように氷解していきました。
 よく考えてみればその人だって、それなりに深い考えがあり、覚悟があり、責任を感じて行動していたはずであり、それでもその結果だったということには海より深い事情があったのかもしれません。

 おかしいのではないか、それはないのではないか、という憤りや義憤を感じた時、後々、非常に深い事情を知らされる、なんてストーリーは古典文学からも見られるテーマのように思います。ある見方では、腹立たしいけれども、俯瞰してみるとどっちもどっちだったり、語り手の方が悪かったりすることもあります。

 物事の見方は視点の置き位置によっても変わるので、何か感じた時は海より深い事情が潜んでいるかもしれない、と考えて、一息お茶でも飲むと落ち着くかもしれません。

933.相手に助言をしたくなる時

2023.09.03

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 普段から物事を深く考えたり、実践したりしている人ほど、それなりの意見をしっかり持っていると言えます。
 色んなものを克服してくると、未克服の課題で立ち止まっている人には、何かしら助言や力添えをしたくなる時もあるでしょう。ちょっとした工夫で乗り越えられるのに、惜しい、とか、もう一息なのに、なんて思うと、ついついお節介したくなる場合もあるかもしれません。

 しかし、人間、頼みもしないのに助言や指導を受けると、反発したり、怒りを覚える人も少なくないようです。
 逆に正鵠を射る指摘は、大きな痛みを伴うことがあります。

 正鵠なんだけど、今言わないで欲しかったとか、相手にも受け取るタイミングがあります。もう少し言い方を考えて欲しかったと思っていることもあるかもしれません。

 ですので、自分の助言に価値があるのであれば、お月謝を払わない人に助言はしない、というのが大切です。
 人にお金を払うというのは、お金を支払う価値があると相手の(先生の)助言を認めており、受け容れる準備があると言うことです。お月謝を持ってくるからと言っても、とりあえず持ってくるだけで強い覚悟のない人から不退転の覚悟の人まで、聞き手のモチベーションも様々です。

 恨みを買わない、敵を作らない、ということも処世術として大事なことですから、何か言いたい時は、この人は月謝を払ってくれたか?聞く覚悟や準備状態が出来ているのか?の2点を確認して見て下さい。

 多くの場合、静かにしておいた方が安全と言うことになるのではないかと思います。

932.ホ・オポノポノ

2023.09.02

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 最近、セラピストの集まりで、ホ・オポノポノの話題が出ました。
 Wikiによりますと、ホ・オポノポノ(Hoʻoponopono)は、ハワイにおける、告白による和解と許しの習慣、社会秩序・家族関係を回復するための習慣、病気からの回復法・予防法である。または、それに想を得て作られたニューエイジのスピリチュアルな実践である。

 ホ・オポノポノというハワイ語は、PukuiとElbertによるハワイ語辞典において「心の洗浄。祈り、議論、告白、後悔、互いの補償と許しによって関係を整える家族会議」と定義されている。

・・・とのことです。

 前提として、ポリネシア文化のharaまたhala(個人における過ち)が病気の原因とされるため、ともすれば迷信的になりがちな方向性には注意が必要ですが、関係性の問題に関しては、告白と和解、許しの習慣というものは有益な印象があります。

 日本発の内観療法も、して頂いたこと、して差し上げたことなどを振り返る方法があり、類似点も多そうです。

 腹が立つとなかなか相手を許すのが難しい時がありますが、それでも和解と許しに向かわざるを得ないこともあります。

 私の場合は、心身医学的または精神医学的な方法を用いることになりますが、みなさまの心の平安に少しでもお役に立てるよう務めて参ります。

931.長月(2)

2023.09.01

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 九月になりました。
 開業後2年3ヶ月が経ち、2年4ヶ月目に入ります。
 1000人以上の方にご利用頂いたようでありがたいことです。

 引き続き、誠意を持って、ご来院頂く方に専門性を提供したいと考えています。

 最近は、海の日やら山の日やら、ちょこちょこと休日が増えているせいか、2学期が8月の最終週から始まる学校もあるようで、どこの学校も今日から2学期というわけではないようです。4日からの所もあると聞きました。

 学校が始まると不登校のご相談も頂くようになるわけです。

 義務教育は国民の義務ですが、最近は高校などは通信制や単位制も出来てきて、従来型の授業を受けなければならないようでもないようです。学校で、画一的な行動を義務化させるのはあまり意味がないことなので、そこに適応出来なくても構わないとは思いますが、高校卒業になる以上は、高校生らしい学力や教養を身につけて卒業してくれたらと願っています。勉強はしんどいようでも身につけておけば役に立つことが多いからです。

 私としては学校自体は行けても行けなくてもそれ自体は問題ではないと考えています。ただ、背景に鬱等がある場合は投薬など治療を行っていくことになります。新学期になっても、社会人のみなさまも学生のみなさまも健やかにお過ごし頂けるよう、当院でも医療に尽くして参ります。

930.スーパームーン

2023.08.31

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 8月も終わりですが、昨夜は綺麗なお月様でした。今日は雨も降る中、月が見られるでしょうか。今夜はスーパームーンと言って、年で最も大きな月が見られるんだそうです。
 若干楕円の周期の中、月と地球の距離が近いと言うことでしょうか。
 沖縄の方には双子の台風がいて、大潮と重なって大変とも言われています。

 明治の頃は、I love you.の翻訳に月が綺麗ですね、なんて言うのが当て嵌められていたなんて言いますが、月の美しさを共に愛でられる家族や友人がいれば、それはとてもありがたいことです。

 雨が上がったら今夜は、家族に声を掛けて月を愛でられたら良いなと思っています。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分