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247.生活の経済を考えよう

2021.10.11

247.生活の経済を考えよう

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 先日、若い方からご相談を受けました。
 経済的な問題に疎いようだったので、少しお話しさせて頂きました。
 子供を一人産んで、国立大学を4年生まで出すならば、2000万円掛かるそうです。二人で4000万。マイホームも欲しいとなるとかなりの出費ですね。
 また、ペットは犬猫であれば亡くなるまでに250万ほどと聞いたことがあります。  動物は、簡単に拾ってこられても新車一台急に買えと言われているのと同じですね。しかも自動車と違って命だし責任があります。
 家庭で上手くいかないご相談を頂く時に、少し申し訳ないのですが、家賃、電気光熱費、携帯代、年金、食費を伺っていくとマイナスになっている所もあるようです。視覚化できる所は視覚化して対策することも重要でしょう。  ただ、イスラエルなどは3人以上の子供がいるのが普通で、教育にお金が掛かりませんし、フランスも子供が産みやすい国です。
 上に挙げた子育て経済が果たして本当に国のためになるのか。若い世代が子供を作ることに希望を持てるのか。今一度考える必要があるでしょう。
 まもなく国政選挙もあるようです。皆さんも、投票の際、ご自身の子育てのしやすさを助けてくれる議員さんを選ばれてはいかがでしょう。
 鬱や不安のご相談は当院でお受けします。

246.もし余命三ヶ月なら?

2021.10.10

246.もし余命三ヶ月なら?

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 諍いが絶えないというご相談も頂戴致します。
 だいたい、諍いという物は、自分が正しく相手が間違っていると考えている時に起こるものです。
 これくらい、やってくれて当たり前、してくれて当たり前。と思っている時、私はこんなにしんどいのにどうしてわかってくれないのか?どうしてしてくれないのか?そう思っておられないでしょうか。
 相手は自分ほどひどい状態ではないかもしれませんがそれが出来るだけ余裕があるのでしょうか。
 オリンピックの前に、池江璃花子選手という水泳のエースが白血病になり、復活して代表選手になったことは、オリンピックをプロモーションする意図もあってか報道されていました。彼女の意図や人となりはリスペクトするとして・・・。さて、自分が、不治の病になったらどうなるでしょう。
 上手く治療できないこともあるかもしれません。
 秋に余命三ヶ月と言われれば、紅葉は見られるかもしれず、ギリギリ雪は見られても、桜が見られるか、新緑が見られるか、梅雨が見られるか、蝉の声が聞こえるかは怪しいものです。
 そうなると、名もなき花すら愛おしくなります。
 家族に対する不平不満が募る時、果たしてそれは当たり前だったのか、見直してみませんか。
 あるいは、もし余命三ヶ月なら?と考えて見ませんか。
 ギクシャクした友人や親兄弟、大切な人に、自分が本当に大切な気持ちを伝えてみるとか・・・。大切なものが見えてくるかもしれません。

245.先に許す

2021.10.09

245.先に許す

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 先日、ハラスメント相手を許せないまま復帰して良いかと聞かれました。
 ハラスメントそのものは許される物ではありません。しかし、上長や委員会でそれなりの対応がされたのであれば、いつまでも許せない気持ちを持ち続けるのは、自分にとって得なこととは言えません。また、相手の態度は自分の態度の反射になるとも言われます。自分が根に持っているのは相手にもどこか伝わり、相手を頑なにさせてしまいます。
 ですので、先に許す気持ちを持ってみてはどうかと提案してみました。
 それは下手に出る、とか謙虚になる、だけではありません。
 自分だって周りに許されている存在だと言うことを認識することも必要だからです。
 生かされている。と思うなら、そんなに相手にきつく当たることは出来なくなります。
 許されているから許し合っていく、と思えば寛容になれるかもしれません。
 やってもらって当たり前、と思っていた時、当たり前だったのか、ありがたいのか。今一度振り返ってみることも、時には大切ではないかなと思いました。

244.赤とんぼ

2021.10.08

244.赤とんぼ


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 蝉も鳴かないなぁと思っていたら、ふと、塀のところに赤とんぼが止まったので撮影してみました。
 赤とんぼは、広いフィールドで人間の背丈よりやや高い所を飛んでパートナー探しをしたりしますが、単体でいることもあるのでしょうか。
 樋井川が近いので、ヤゴもいたのかもしれませんね。
 秋を感じました。
 みなさまはご自身の近くにどんな秋の訪れをお感じですか?

243.和顔愛語

2021.10.07

243.和顔愛語

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 時々、心理療法の師匠である、故松原秀樹先生を思い出します。いつもニコニコした恰幅の良い紳士で、魔法使いのようなセラピストでした。
 先生の座右の銘は和顔愛語だったと思います。
 踏ん張りどころや、大事な所でも、まず、和顔愛語。
 今一度自分に浸透させていく必要があるのかな、と反芻しています。

242.フォッグ行動モデル

2021.10.06

242.フォッグ行動モデル

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 行動を促すのは3つの変数だと言われています。
 すなわち、モチベーション、能力、きっかけ。
 これをフォッグ行動モデルというそうです。3つの要素が一定条件を満たした時に、その行動が起きます。
 モチベーションとは、どれだけその行動をしたいかという思い、
 能力は、その行動に対する自分の能力の高さ、
 きっかけは、行動を促す何らかの刺激、を意味します。
 行動=モチベーション・能力・きっかけ
 この3つの要素のダイヤルを調節すると、行動を変えられるそうです。
 お試し頂いてはいかがでしょう。

241.多層性

2021.10.05

241.多層性

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 良かれと思って他人に助言する時、実はその助言は自分がまず実行者になることが重要だったりします。
 そのようなことを関係性の中に見る多層性と考えています。
 後輩の心理士さんが、患者さんに柔軟に物を見るように言っていた時に、自分の思考が頑なだったと反省していました。その方に多層性の話をした時、研究会で別の若手の先生から、以前お教えしたことを反芻され、自分こそ、柔軟な物の見方が必要だったんじゃないかと改めて気づきました。
 反省、冷や汗、一塩なのですが・・・。また気を取り直して、前を向こうと思います。

240.ハイビスカス

2021.10.04

240.ハイビスカス


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 日曜日のひととき、近所でハイビスカスの花を見つけました。
 祝日のない10月。
 走りきれるように頑張りたいと思います。

239.自己決定

2021.10.03

239.自己決定

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 天才と呼ばれるセラピストから習ったことがあります。  セラピストは刺激を提供するだけであり、反応するのはクライエントの自由である、と。
 何度もこのことは教わっているのですが、後輩からもう一度これを言われた時、良かれと思って頑張っていた自分を猛省しました。
 一生懸命にやることは良いことかもしれませんが、一生懸命良かれと思った自分の考えを押しつけてしまうのはよくありません。
 日々精進しているつもりでも、まだまだ未熟な点があるのだなぁと日々反省しています。落ち込みすぎずに、また、前を向いて、次に生かしたいと思います。

238.ポリフォニック

2021.10.02

238.ポリフォニック

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 以前、日本代表監督のイビチャ・オシム氏がポリヴァレントな選手を求む、というような発言をされたかと思います。仲間との研究会では、医師や心理師など、多様な仲間が集まり、精神科・心療内科はもちろん、外科系、産業、スクールカウンセラー、犯罪支援、病院系、クリニック系などいろんな立場の方が集まられます。
 それらの異なる立場からも、お互いのとても思ったことを経験年数や知識の量にかかわらず公平に述べ合える場所があり、それをある先生からポリフォニックな場、といわれました。ポリは多く、フォニックは音響といえましょう。
 ポリフォニックな場の考え方の響き合いはとても勉強になり、刺激になります。
 ポリフォニックな場を持ち続けられるよう、これからも、精進していきたいと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分