295.指定医研修会
2021.11.26
295.指定医研修会
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
先日はクリニックをお休みさせて頂いた上で、指定医研修会に行ってきました。精神保健指定医としての法律的知識をアップデートし、気持ちを新たにする研修でした。
高度な資格を地域に貢献出来るよう、努めて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
294.今田耕司さん
2021.11.25
294.今田耕司さん
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
最近は、元プロ野球選手の清原和博さんが、解説者に復帰され、通院している報告をされたり、依存症研究の第一人者松本先生と対談されたり、依存症に対する啓発にも力を入れられているようです。
そんな折、お笑い芸人の今田耕司さんが依存症理解啓発サポーターに就任されていることを知りました。
面白いことを言うだけでなく、社会にとって意義の大きな活動をされているのだなぁと感心しました。
著名な方が専門家と話したりメディアに露出し、啓発が進むと良いなと思っています。
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293.加藤裕太・弓場さつきAutumコンサート
2021.11.24
293.加藤裕太・弓場さつきAutumコンサート
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先日、私がお世話になっているオカリナ奏者、弓場さつきさんとパートナーでギタリストの加藤裕太さんのコンサートに伺いました。
久しぶりの生演奏を聴くことが出来、とても良かったと思いました。
中には関東から駆けつけて下さる大ファンの方もおり、その人気ぶりを知ることが出来ます。
エンジニアの方のお世話もあり、配信もあったようです。
やはり、さすがというか音程の安定感や歌い回しは、素晴らしいものがあり、まだまだ多くを学ばなければならないなぁと感心しながら拝聴していました。
ギターの加藤さんの演奏は非常に緻密且つ繊細で、弦の振動が全て止まる(止める)まで、こちらも固唾を飲んで聞き込むというか、そういう聞かせ方でした。音量的にも決してオカリナの邪魔にはならないですし、ギターが繊細ゆえに、強弱が付かない宿命のオカリナもより繊細に聞こえるという印象でした。自ら編曲されたブラームスなども(加藤さんはブラームスが最もお好きとのこと)、音も多すぎず少なすぎず、弾き手としてバランスを考慮した編曲なのだろうなと思いました。ご自分の編曲故にのびのびと弾いておられたと思います。
1曲バリオスというパラグアイのギタリストのソロ小品の演奏もありました。なじみがないので新しい出会いになりました。未知の新曲を紹介してもらえるのも素晴らしい体験です。
そんなギターに引き立てられて、オカリナもとても魅力的でした。弱音系のさつきオカリナをシングル、トリプル等お使いでしたが、小さい会場でギターの伴奏ということで、上手く溶け合っていたと思います。私の好むμなどパワー系のオカリナだとちょっとバランスが崩れたのかもしれません。その辺は、さつきオカリナと、アニバーサリー0号機を上手く使い分けておられたのかなと思いました。アーティスト同士でしっかり打ち合わせされているのかもしれません。
前半クラシック、後半はJ-POPそして、秋から冬への季節の移ろい、そしてピアソライヤーと、1時間があっという間に感じる、飽きさせないプログラムでした。
自分もまた演奏したいなぁ・・・。
こちらから配信は購入できるようです。
292.ハナミズキの実
2021.11.24
292.ハナミズキの実
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先日、歩いていたら、ハナミズキの実がなっていました。
赤い実がなるんですね。
ハナミズキの紅葉は、ワインレッドと言っても良いくらい深く色づきます。
そこに真っ赤な実。かわいい実ですね。
ハナミズキの紅葉の仕方も、実も初めて認識した気がします。
皆さんはどんなものに秋の深まりをお感じですか。
291.抗うつ剤と吐き気
2021.11.23
291.抗うつ剤と吐き気
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ビジネス街にあるからか、適応障害かうつの方が沢山いらっしゃいます。
心理検査をして、うつのスコアが悪いと、抗うつ剤を差し上げることがありますが、よく使われるセルトラリンや、エスシタロプラム(レクサプロ)、最近出ているボルチオキセチン(トリンテリックス)などは吐き気の症状が出やすいようです。
我慢して慣れれば飲めるようになる方もいますが、吐き気で諦めてしまってはもったいない場合があります。
処方後に吐き気を感じられた場合は、一度当院や薬局にご相談頂ければと思います。
初期量を更に半減して始めることで収められる場合、吐き気止めや蠕動促進系の胃薬や漢方の併用で乗り切れる場合もあります。
当院受診後にお薬を上手く使っていくための工夫についてお知りになりたい方は、お電話頂ければと思います(ご回答は当院処方のものについてのみ行います。他院のものについてはご回答は出来かねます)。
290.貴族
2021.11.22
290.貴族
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先日、青桐、で加藤正夫名誉王座と草香江地区のことを書きました。
実は六本松からは将棋の佐藤天彦名人(当時)も出ています。現在、A級に在籍する佐藤天彦九段は、名人三連覇の一流棋士です。甘いマスクと、センスあるおしゃれで、「貴族」というあだ名が付いています。尤も、実力があるから評価されているわけですが。
囲碁も将棋も一流の棋士を輩出しているというのは、六本松地区、なかなかすごいんだなぁとびっくりしています。実際にまだ行けていないのですがBBIQの所に将棋教室があり、親父ギャグ指導(両取りヘップバーン等・・・)で有名な豊川七段などが、アマチュアの指導もして下さるようです。
私自身は、そんなに強くないので、教えて頂くのが怖いような恐れ多いような・・・。
貴族、のように上品になれるかはわかりませんが、私も少しは佐藤九段を見習って、ファッションにも気をつけたいと思いました。
再開発ばかりが注目される六本松ですが、ボードゲームや頭脳アスリートを輩出した土地という目を持つと、散策するのに新しい視点が加わるかもしれません。
289.長谷川和夫博士
2021.11.21
289.長谷川和夫博士
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長谷川和夫博士が11月13日午後、92歳でこの世を去りました。博士は、認知症判断のスケール、改訂長谷川式簡易知能評価スケールを開発した認知症研究の第一人者です。
痴呆、を認知症と呼称改変することも呼びかけたと言われています。
晩年は自らが認知症になったことも公表し、啓発に努められました。
詳しいプロフィール等はネットの記事などをご参照頂ければと思います。
当院でもご高齢の方で記憶に自信のない方には、積極的に長谷川式簡易知能評価スケールを施行し、必要があれば1階の脳外科でMRIも撮影して頂いています。
私も一度だけ、長谷川先生のご講演を学会で拝聴したことがあります。
優れた方が亡くなるのは残念でさみしいことではありますが、現役の私達がそのスケールを使って臨床に貢献できるようにしたいと思います。
長谷川先生の偉大な功績を称えるとともに、感謝の気持ちを込めて合掌させて頂きます。
288.青桐
2021.11.20
288.青桐
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
将棋は少し指すのですが、碁に至っては、30級くらいと思われます。母方祖父が強かったようですし、父も晩年はやっていたようなのですが、残念なことに未だ囲碁の魅力がほとんどわかっていません。それでも亡くなった祖父に、井目風鈴で1局だけ教えてもらったことはあります。
当院は六本松地区の草香江という字にあるのですが、以前は九大教養部がありました。その辺りに草香江商店街というものがあり、そこには偉大な囲碁棋士、加藤正夫名誉王座を生んだ土地だということです。タイトル獲得47期(2021年現在歴代6位)と言いますから、すごいものです。もっとも、囲碁は20冠以上持った人が沢山おり、7大タイトルが将棋よりも古くから争われてきたのでしょう。最高は趙治勲名誉名人の75だそうです。
六本松地区は、九大跡地が再開発され、裁判所が建ったり、マンションが建ったりしていますが、囲碁にもゆかりのある土地だったようです。
青桐、というのは加藤正夫さんを育んだ碁会所が青桐棋院といったようです。
自分のオフィスの土地が、知的好奇心旺盛な土地柄と言うことに改めて感心しています。
287.蝕
2021.11.19
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今夜は皆既ではないなかでは近年(1901~2200年の間で)、最長(208.4分)の月蝕があるようです。
14夜も肉眼的にほぼ満月でしたから、楽しみですね。昇る前から欠けているとのこと。東の地平線から昇ってきた時の満月は月出帯食、という、既に欠けた状態だそうです。蝕の最大は18時02分(97.8%)。蝕の終わりは、19:47だそうです。
青い光が散乱されるのに対し波長の長い赤い光は月面まで届くため、ほんのり赤くなるようです。
時には空を見上げて、天体の不思議に思いを馳せてみられてはいかがでしょうか。
286.脳と夜間の酸素
2021.11.18
286.脳と夜間の酸素
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
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以前、簡易ポリソムノグラフィーに対応しています、ということをお書きしました。
いわゆる「うつ」として受診される方の中に、隠れ無呼吸が一定数おられます。
無呼吸と診断出来た場合は、その後CPAPマスクを使用することがあります。抗うつ剤だけでなく、寝ている間に、CPAPマスクを着用すると、夜間の血中酸素濃度の低下を防ぎ、夜間十分に酸素が脳に行き渡ることによって脳の休養が十分取れるように思います。また、酸素濃度低下時は、首を絞められているのと同じようなものなので、苦しくなって睡眠ステージが浅くなりがちで、脳波上は起きてしまうこともしばしばあります。苦しくないと、睡眠ステージがしょっちゅう浅くなったり断眠したりすることは減りますから、その意味でも熟睡感が保てます。
無呼吸+うつ、の方もしばしばおられ、こういう方は薬物療法・心理療法だけでなく、「物理療法」であるCPAPマスクの併用が非常に有効です。CPAP+抗うつ薬で治療すると数ヶ月でみるみるうちに回復されるケースにも出会います。
朝起きてもすっきりしない、いびきをかくと言われる、太ってきた、など思い当たることがある方はひょっとしたら無呼吸が隠れている可能性があります。
当院では、お話を聞いて薬を出すだけではなく、無呼吸の除外診断も含めてトータルで治療に当たらせて頂いています。思い当たりそうな方は、ご相談頂ければと思います。