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966.上の子症候群

2023.10.05

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 第一子って良くも悪くも親からみて存在感があるように思います。
 両親にとっては初めての赤ちゃんですから、第二子以降が生まれるまでは親を独占して構ってもらっています。

 そのせいかどうか分かりませんが、第一子の子供にはいくつか特徴がある気がします。学術的なエビデンスではなく私の雑感なので、軽くお読み頂ければと思います。

・親とも問題ともしっかり向き合いやすい
・逃げ遅れる傾向がある
・無駄に正義感が強い

 なんてことないでしょうか。

 私の場合弟との二人兄弟ですが、父の議論の対象は長い間私だったと思います。ディベート部なんてトレーニングしていませんから、双方負けん気になったり、口げんかになったり、時に罵声に暴力沙汰なんてこともありました。
 そういう間に弟はすうっと二階に消えていく・・・。いえいえ、ウチの弟のことじゃなく、みなさんの弟妹は、お兄ちゃんやお姉ちゃんの避雷針に雷が落ちている間に、空気になって存在を消しているなんてことなかったですかね?
 幼少期だとどうしても長子の方が身体も大きいし、言葉の発達も弟妹よりは上なので、どうしてもそういうことになりがちです。

 そういう方は、会社やコミュニティに問題が生じると、生真面目に取り組んで解決しようとしたり、時に孤軍奮闘で、悪い上司にいじめられても退かないなんてことがあります。

 ただ、あまりにも巨大な組織相手に、半沢直樹のようなどんでん返しがあるのは小説やドラマの中の話であって、そうそう上手く行きません。悪い時は、更に意地悪にあったりします。

 そういう時は、その会社や組織が、そこまで自分の時間や心身を削るだけの価値がある対象なのか、よく考えてみましょう。みなさんにとって大切なのはご自分自身と、ご自分のご家族が笑顔で暮らせることではなかったでしょうか。

 上の子は逃げ遅れやすい上に、正義感も強く、紛争の現場にとどまって踏ん張る傾向があるのですが、退いたり逃げたりするのは決して悪いことではありません。労力を投入する価値がない相手は、相手にしないで、辞めるなりして、さっさとその場を立ち去りましょう。

 逃げ遅れて鬱になってしまった方は、拝見させて頂きます。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分