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674.心改め代表へ

2022.12.10

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 サッカー日本代表の韋駄天、前田大然選手は、スキンヘッドでお坊さんのような風貌ですが、世界の選手を置いてけぼりに出来るほどに韋駄天です。足の速さもさることながら、最前線から敵のディフェンダーやらキーパーを追いかけ回し、高い位置からのプレッシングというカウンターサッカーの鍵となるフォワードです。彼の特徴は、スピードだけでなく、スプリントをしても90分の最後までスプリントを何度も出来るスタミナにあります。堂安律選手の鮮烈なゴールも、彼がキーパーまで追いかけ回して出たボールを伊東純也選手が守備を捨ててのヘディングから生まれています。

 今や日本代表でもセルティックでも欠かせない存在になった前田大然選手ですが、彼も不遇な時代はあったようです。高校時代に、同級生をからかって部活を除籍され、退寮。奉仕活動として朝5時からパン屋で働き、いつ来るとも分からない復活の日を待って一人でボールを蹴る毎日。ついに許されて、戻ってきた時、一人ではサッカーは出来ないと知り、最前線からチームに献身する選手となりました。いじめ、からかいは慎むべきものですが、反省して立派な選手になったのであれば、生まれ変わった彼の活躍を応援したいものです。

 誰でもストレスを抱えると弱い者に八つ当たりしたり、ストレスのはけ口にしたりするものです。

 それが許されることではないでしょうが、人間はそのように弱い存在です。
 いけないことをした時、きちんと反省し、周りへの感謝の気持ちを持ち直して、自分の能力を提供していくのであれば、それはとても大切なことではないでしょうか。

 一生懸命サッカーに打ち込んで代表に選ばれ、代表でも頑張っている前田大然選手をこれからも応援して行きたいと思います。願わくば決勝トーナメントでゴールを!

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分