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510.自分の感情を認める

2022.06.28

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 認めてしまうと、よりいっそう自分が惨めに感じたり、保てなくなる時、その感情を押し殺してしまうことがあります。こういうことを否認と言います。
 私の場合、さびしんぼうでしたから、大切な人が自分の前から去る時に、それはさびしいのだ、と言うことを素直に認められたのは、九州に来て、師や仲間に恵まれて、もう寂しがらなくても良いのではないか、と思った時でした。さびしい気持ちを認めるために寂しくない充足した状態である必要がある、という何とも矛盾した状態だったわけです。
 逆に、そういう気持ちを受け入れ、認めるにはエネルギーも勇気も要ります。自分の中の感情を認めることが出来るのは一つの強さとも言えましょう。

 エネルギーも勇気も必要な自分の感情を認めることですが、良いことがあります。それは認めたからこそ次のステップに進めると言うことです。一旦素直に認めることによって、だからどうしていけば良いのか、と言うことを考えることが出来るでしょう。

 少し乗り越えるのに大きな壁になるかもしれませんが、乗り越えられると大きな視野が広がります。
 そういう時に少しプロフェッショナルの援助が必要でしたら、どうぞご相談下さい。

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