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246.もし余命三ヶ月なら?

2021.10.10

246.もし余命三ヶ月なら?

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 諍いが絶えないというご相談も頂戴致します。
 だいたい、諍いという物は、自分が正しく相手が間違っていると考えている時に起こるものです。
 これくらい、やってくれて当たり前、してくれて当たり前。と思っている時、私はこんなにしんどいのにどうしてわかってくれないのか?どうしてしてくれないのか?そう思っておられないでしょうか。
 相手は自分ほどひどい状態ではないかもしれませんがそれが出来るだけ余裕があるのでしょうか。
 オリンピックの前に、池江璃花子選手という水泳のエースが白血病になり、復活して代表選手になったことは、オリンピックをプロモーションする意図もあってか報道されていました。彼女の意図や人となりはリスペクトするとして・・・。さて、自分が、不治の病になったらどうなるでしょう。
 上手く治療できないこともあるかもしれません。
 秋に余命三ヶ月と言われれば、紅葉は見られるかもしれず、ギリギリ雪は見られても、桜が見られるか、新緑が見られるか、梅雨が見られるか、蝉の声が聞こえるかは怪しいものです。
 そうなると、名もなき花すら愛おしくなります。
 家族に対する不平不満が募る時、果たしてそれは当たり前だったのか、見直してみませんか。
 あるいは、もし余命三ヶ月なら?と考えて見ませんか。
 ギクシャクした友人や親兄弟、大切な人に、自分が本当に大切な気持ちを伝えてみるとか・・・。大切なものが見えてくるかもしれません。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分