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1389.社員を守れるか

2026.04.20

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
 中央区で開業しておりますと、どうしても働き盛りの方のご相談が多くなります。

 最近はカスタマーハラスメント(いわゆるカスハラ)と呼ばれるものがあり、土下座の強要や事実と異なる認識に基づくクレーム、本来差別されるべきではない容姿などに基づく批判や誹謗中傷は、許容されないものとされつつあります。「お客様は神様」という言葉もありますが、そのような時代ではなくなってきているようです。

 問題はそういうトラブルが発生した時に、会社や組織が、公平中立な立場で物事を判断できるかということでしょう。

 顧客トラブルを回避するあまり、職員に我慢を強いたり、均等に話を聞かずに職員を謝罪させるばかりでは社員を守ることにはなりません。ひどい場合は、社員側を疑って対応する上司もいます。強く反応することが推奨されるわけではありませんが、是々非々の対応が望まれます。

 当院に来られる方はたまに経営者もおられますが殆どは従業員の立場の方が多いですから、いざという時に会社が一社員を守ってくれない、使い捨てにしようとする、という時に、ハラスメント相手から傷つき、親分である会社や組織の対応にも傷つくとうつ状態はより悪くなりがちです。

 そういった時に、誰が正しいか、誰が間違っているかを判断することも大切かもしれませんが、人生の時間は有限です。間違った認識を正そうとすればするほど摩擦が増えますし、労力も失います。当院などにご受診いただいて、傾聴や処方を受けたうえで、社員を守ってくれない会社には一つの選択肢として見切りをつけ、次の職場を探すことも考えられるかもしれません。

 お手伝いが必要な方は、ご相談頂ければと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分