1387.マイルール
2026.04.18
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
家族の中で、金銭や人付き合いについて話し合ったり、ルール作りをしているご家庭も多いかと思います。
自分の中でのこだわりがマイルールとなっている方もおられるでしょうが、それを他人に強要し始めると摩擦や衝突が起こりかねません。
よくあるのは、強迫性障害の方の手洗いや消毒です。
感染予防として1回程度ならともかく、儀式に付き合わされるようになったり、不安だからといって何度も鍵や元栓を確認させる状態は「巻き込み」と呼ばれます。
1回程度ならともかく、遅刻などに影響してしまうと大きな問題になります。
倫理的に正しいことであっても、それを100%遵守するよう求めると軋轢のもとになることがあります。
厳しすぎる環境では、こっそり逸脱する行動が生まれることもあります。良くないことをしてしまった方をかばう意図はありませんが、厳しすぎる基準のもとでは、そのような行動が生じやすくなるという側面もあります。
何事も過ぎると、たとえ正義であっても生きづらさの原因となることがあります。
マイルールを押しつけすぎないようにすること、また何かうまく機能していないと感じたときには、寛容さを持ったり、歩み寄る姿勢も大切かもしれません。