1375.メモを取る
2026.04.05
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
人間関係において、時折、「言ったはずですよね?」というやり取りが発生します。
もちろん、本当に合意しているのに相手が忘れていたり無視してきたりする場合にも認識の共有は必要です。
しかし、ご本人が言っていた要望と、実際に受け取っている内容が異なっていることも観察されることがあります。
そういう誤解を含んだ摩擦のある方の中には、共有された情報をメモを取らずに記録として残していない方がいるようです。
もちろん、メモを取ろうにも上手く取れないという、聞き取りや言語化が苦手な場合や、要点を掴んでメモをする能力自体が低めの場合、また習慣としてメモを取らないようになっている場合などが複雑に絡んでおり、それらが一定の比率で混在していることもあります。
発達障害臨床では合理的配慮等という考え方があり、聴覚入力が不得手な方には書面で指示する、メモを渡すなどで、このような問題が解消することがあります。
ただ、発達障害とまでは言われていないものの、このような衝突がなぜか多いという方は、一度精密検査をしてみても良いかもしれません。
メモを取っていないのであれば、自分なりで良いのでまずメモを取る訓練をしてみることが第一のお勧めです。
そして、それでもうまくいかない場合は、上記のようなポイントを明確化した方が良いかもしれません。
当院ではWISC、WAISといった心理査定に対応しており、ご自身の特性を明らかにすることができます。
気になることがございましたら、ご相談いただければと思います。