1360.お金づかい
2026.03.24
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
むしゃくしゃするようなことがあると、ショッピングでもしたくなるのは人の常と申せましょう。実際、ショッピングモールやスーパーの陳列にはリラックス効果があるという報告もあります。
自分への労いとして、役立つ、使える、大事に出来る、といった物がリーズナブルに手に入るのであれば、良いショッピングと言えるでしょう。
しかし、収入を上回るほど使ってしまったり、その後の生活が困窮したり、あるいはほとんど使わない物を買ってしまう場合には、浪費になっているかもしれません。
どこからを浪費として線を引くのかという問題はありますが、ここでは分かりやすく、自分で後悔してしまうお金の使い方を浪費とすることにいたしましょう。
さて、お金づかいが荒くなるのは、何もせず経過を見ても良いのでしょうか?
もちろん、程度にもよりますが、甲斐性の範囲で単発的、ダメージがほとんどないものであれば許容できそうです。
しかし、怒りっぽくなる、しょっちゅう周りと衝突を起こす、よく喋る、まとまりが悪い、無理な計画を立てて実行しようとするなど危なっかしくなってくると、躁状態になっていないかをチェックする必要があります。
軽躁エピソードには
・万能感・誇大感
・多弁
・不眠不休
・観念奔逸(話にまとまりがない)
・注意散漫
・目標指向性の行動の増大
・衝動的な行動(浪費・性的逸脱・無駄な投資)
などがあり、いくつか当てはまる場合には、治療が必要な双極性障害の可能性があります。
色々と行動出来てしまうと、むしろ自分は調子が良いと感じるために受診を控えてしまう方もおられます。
ご自身や周りの方がお金づかいが荒いと感じたとき、これらの症状が3~4つ当てはまる場合は、治療が必要なこともあります。
お気軽にご相談頂ければと思います。