1377.比較
2026.04.07
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
当院では、ご相談いただいた方の連想が広がったりアイデアが出やすいような、会話によるセラピーも念頭に置いています。
これはトランス療法と呼ばれるもので、故中島央先生が提唱され、本にもなっている方法です。非常に優れた方法ですが、全国的にはまだ実施施設が少ないため、当院では特に力を入れております。
ところで、うつになりやすい方は、他人と自分を比較してしまうという傾向が見られることがあります。
・みんな働いているのに休んでいる
・私はみなさんほど活躍できていない
・私は周囲の人ほど価値がない
・だから存在意義がない・・・
とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
一つでも当てはまるものがあった方は、専門家にご相談いただくことも大切かもしれません。
具合の悪い時に休むのは、内科も外科も、そしてメンタルヘルスでも当たり前のことです。悪い状態を元気な人と比較しても生産的ではありません。むしろ、しっかり休んで元気になってくれることを周りも望んでいます。
ですので、こういう方にまずご提案するのは、「他人との比較を控えてみませんか?」ということです。
ただ、休み、静かにエネルギーをためて回復を待つということは、案外難しく、とても大切なことです。
どうぞ、羽根を休めたい時は、一つ、比較を控えて、ゆっくりしてみてはいかがでしょう。