1369.迷走神経反射
2026.03.31
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
迷走神経反射というものがあります。私も大学生の時に経験したことがあります。
合谷という手のツボに鍼を打たれて電気を通した際、すぐに気を失い倒れてしまいました。
幸いすぐに回復しましたが、気合いとは関係なく、すうっと意識が落ちるような感覚でした。こうなると、腹圧や気合いでどうにかなるものではないということを身をもって知りました。
誘因としては、ストレスや寝不足、排尿後や起立などの姿勢変化、脱水などが挙げられます。
過度な飲酒も、睡眠の質を低下させ脱水を招くため、翌日に起こりやすくなることがあります。
また、自律神経障害を伴う糖尿病の方でも起こりやすいことがあります。
それでも十分に睡眠を取っているとおっしゃる方では、睡眠の質の低下を疑い、簡易ポリソムノグラフィーなどを行い、睡眠時無呼吸症候群の除外を検討いたします。
心療内科的には、過度な恐怖や不安もこの反射の誘因となるため、治療対象となることがあります。
当院では様々な観点から全人的に診療を行っておりますので、ご心配な方はご相談いただければと思います。