1357.在宅PSGに対応しました!
2026.03.21
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。
これまでにも何度か、睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療の重要性について、当ブログでも触れさせていただいてまいりました。
SASの検査には、
・簡易ポリソムノグラフィー(簡易PSG)
・在宅フルポリソムノグラフィー(在宅PSG)
の両方があります。
SASの
疑いのある方は、まず簡易PSGを検査させていただきます。
鼻元と指先のプローブを使用するだけで簡単に出来る検査です。ご自宅で自分の枕で眠れますし、お薬もいつも通り内服していただいて構いません。お酒は控えていただきます。
検査キットは宅配され、無料返送キット付です。
そこで、無呼吸低呼吸指数(Apnea hypopnea index:AHI)を評価します。
AHIは、1時間あたり何回無呼吸や低呼吸が起こるかを示す指標で、5以上で睡眠時無呼吸症候群とされます。
例えばAHIが30ですと、1時間に30回の呼吸停止があることになります。言い換えれば、約2分に1回、息が止まってしまっている状態です。
簡易PSGでもAHIが40以上となりますと、CPAP療法の適用となることが多く、CPAPという、呼吸が止まるとセンサーがキャッチして、自動的に空気を気道に送り込んでくれる機械を使用して治療を行います。
数回の使用でも抑うつ症状が改善した方も経験しておりますので、お勧めの治療法です。
AHIが40以下の場合でも、在宅PSGでAHI:15以上ですとCPAP治療の適用になる場合がありますので、次の段階として在宅PSGを検査します。
3割負担で12,000円程度ですが、呼吸器科の病院などに入院すると場合によっては10万円ほどかかることもあると聞いていますので、それよりは受けやすい検査です。
これまでは福岡病院など大きな病院でフルPSGという上級検査をお願いしておりましたが、今後は在宅PSGを活用していただくことで、ご自宅で精密検査が可能となります。
頭や顎、胸などセンサーが多いのですが、装着動画などもあり、比較的負担少なく検査を受けていただけます。
このように当院でも、うつや無呼吸に対して全人的に対応できるよう力を入れておりますので、どうぞ今後もお気軽にお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。