ブログ

1261.公理から考える

2024.07.23

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 数学などには公理公準などと言いまして、証明できないが自明の理として定理などの証明の際前提として用いるものを公理などと申します。例えば幾何学ですと

平面図形におけるルール ― 公理

 という5つが幾何学の公理とされています。

 諸々の定理などはこれらの延長として証明済みのものを言います。

 セラピーの世界でも、こういう風な前提のようなものはいくつかあります。

 男性は言ったことを忘れやすいし、女性は聞いたことを覚えていることが多いとか、
 生物学的に、男性は一夫多妻でも子孫を残す方向を目指すし、女性は妊娠授乳の負担もありパートナー選びは慎重になりやすいとか。
 
 全てではありませんが、このブログに書いてきたいくつかを公理や定理のように活用しみると、割とご相談に乗りやすいことがあるように感じています。

 色々なものを整理されたい時に、公理的なルールから入るのも良いかもしれません。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分