ブログ

823.吉原一文教授

2023.05.16

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 同期のエースだった吉原一文先生が、4月より九州大学のキャンパスライフ支援センターの教授に就任されました。温厚、優秀、と人柄も頭脳も素晴らしい先生が九州大学全体の産業医の一人として活躍されるようです。
 誰もが怒った所を見たことがないと言う方の上、大学院も短縮して修了してしまい、行き先の指導教官からは、ぜひ残って欲しいとあちこちで言われたという逸材の先生がポストを取られたのは喜ばしいことです。これからも吉原先生が活躍されることを願っています。

 九大の産業医の一人ということでまた、近しい所に頼りになる先生が出来たのはありがたいことです。今後も何かあればご相談させて頂こうと思います。

 同先生は、同期の出世頭だったわけですが、臨床・研究・教育も卒なくこなしてしまうからこそ出世されたのでしょうが、自分を振り返ってみると、医局の中心にいては多分精神科の勉強は深めることは出来なかっただろうし、製鉄病院(今は心療内科が廃止)は、内科当直に耐えうる人物で、心療内科の一人医長も出来る人という条件で私に白羽の矢が立ちました。現場の病院を守ることも大切なことですし、自分はそういう立場の方が伸び伸びやれたので、特性の違いなんだろうなと思います。遅くまで大学の業務で忙殺されていては、家事も音楽も出来なかったでしょうから、同僚を尊敬しつつも、羨むこともなく、自分は自分で頑張ろうと素直に思えたのが何だか嬉しかったです。

 今後も吉原先生のご活躍を願いつつ、私も当院で頑張り続けようと思っています。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分