74.目標を見失っている時
2021.04.24
74.目標を見失っている時
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
福岡市の六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
先日、志はあるのに、直近の目標を見失っている人のご相談を受けました。
メモを取りながら話をしっかりと伺いますと、目標が否定文で作られています。
「要らないことを言わないように
無意識はとても単純なので、目標は肯定文で、単純なものが良いです。「海賊王に、俺はなる」とか。これも、「俺は海賊王になる」よりも、最初に目標となる単語がいきなり出てくるので、それも無意識に伝わりやすくてより良いでしょう。
要らないことを言わない、だと、要らないこと、というのも否定文の上、言わない、と言う行動も否定文です。
そうなると、何が要らないことなのか分からないために、何も言わないなど、だんだん自身の行動を縮こめてしまいます。
その指摘をすると、ご自分も後輩には肯定文で目標を持つように言っているんだったと苦笑されていました。自分のことになるとなかなか分からないこともあるようです。
目標を見失っているかもしれないとか、よく分からなくなっている時は、否定文が入り込んできていないか要チェックです。目標を肯定文で持つことで、目標を見失っている感じは改善出来ることがあります。当院では、お話の内容にも耳を傾けつつ、語られるパターンにも気をつけながらお話を伺わせて頂くようにしています。