ブログ

644.親切さ

2022.11.10

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 当院の運営にはいくつか方針があります。一つは法の遵守です。厚生労働省の基準や通達の遵守は国の定めた保険医療から報酬を頂く以上当然のことです。これについては今回は深掘りしません。

 もう1つは親切さです。
 出来るだけ悩める方々に寄り添い、支えたいと思っています。ただ、都合の良いような診断書にしてほしいとか、基準にょり重めにとか言われましても、法の遵守に触れますので、合法な範囲が前提です。法律を遵守した範囲内で、セラピーとして寄り添えるだけ寄り添うような親切さを心がけています。

 もちろん、自分の現場で自分で解決する力、というのも自立した人間には必要ですから、何でもかんでも援助するというのも違うのかもしれませんが、そういう場合も弱っておられる方が、解決に向かえるように、治療の場では心身両面から支えていけるようにスタッフ一同心がけています。

 分からないことがあれば出来る範囲で親切に情報提供できるよう、今後も務めて参ります。
 

643.常勝棋士も7-8割

2022.11.09

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 藤井聡太竜王が、どうやら将棋400年の歴史の中の最大の天才ではないか、という議論は、既にファンの間では沸騰しているようです。将棋は400年しか歴史がないわけではなく、もっと古いのですが家元が出てからの400年と申しますか。

 その藤井さんが、タイトルを5つも持ちながら勝率が8割というのは驚異的な強さだと、誰もが嘆息しています。
 しかし、そんな彼でも、現在戦っている竜王戦は初戦を落としただけでなく、既に済んでいる3局とも、前半挑戦者優勢という苦しい出だし。
 有名人なので、小さい時に大泣きしながら3位決定戦を勝ってしまった動画なども見ることが出来るようですが、もちろん、第一人者となった今、勝っても負けても、相手や視聴者を尊重して、感想戦や解説会でも丁寧に対応してくれています。

 最近は、勝率9割という新人がいて、これも今年度の注目です。

 ちょっと前振りが長くなりましたが、その新人棋士にせよ藤井竜王にせよ1-2割は負けている、ということです。

 トッププロ以外のプロも、毎試合勝つ気で試合に臨んでいます。これは野球であれサッカーであれ囲碁であれ、同じことでしょう。
 しかし、相手のある試合、勝敗を付けるルールになっているものは、ほとんどが白黒が付きます。たまにチェスの引き分けなどもありますが・・・。

 申し上げたいのはトッププロでも7-8割しか勝っていないという事実です。

 私達も仕事で上手く行かないこと、望み通りの結果が出ないことなんて往々にしてあるものです。
 そういう時はトッププロが敗戦の時にどのようにしているかから学ぶことが出来ます。
 すなわち、敗因の分析や、改善の対策を練ること、あまり、精神的なショックを引きずらないこと、いつまでも、自分の失策を悔やみ続けないこと、そして、次の試合に集中することです。

 次の試合への集中とはもちろん、当日だけではなく、事前の対策、下準備、栄養や睡眠を整えてコンディショニングをする、これらすべてを含めて集中です。

 上手く行かない時、辛抱したり、自棄になるのをこらえたりも必要です。支えや相談相手が必要なこともあるでしょう。

 いずれにしても、次いかにうまくやるかを考えるかが重要です。もし、その気力が尽きたり、支えが必要になったら、ご相談頂ければと思います。 

642.ショパンの勧め

2022.11.08

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日ある方が、少し元気になってきたのでYouTubeでショパンなどを聴いています、と教えて下さいました。最近は、YouTubeで最高のピアニストやオケの演奏が無料で聴けますから、そりゃあCDも廃れるわ、と納得も行きます。
 ショパンは、練習曲、前奏曲、ワルツだけでなく、マズルカやポロネーズといったポーランドにちなんだ舞踊の曲も沢山残しています。もちろん、ソナタ、バラード、スケルツォなども素晴らしいですし、他にも小品を沢山残しています。
 倚音という非和声音を滑り込ませることで詩的な響きを産み出したショパンは、それ以前のバッハ・モーツァルト・ベートーヴェンにはなかった新鮮な響きの楽曲が特徴で、ピアノの詩人とも言われます。
 昨年行われたショパン国際ピアノコンクールでは反田恭平さんが2位に入り、大きな話題になりました。

 みなさんも、たまには、ショパンの響きとともにゆったり過ごしてみられてはいかがでしょう。

641.レッスン

2022.11.07

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 習い事といえば、イタリア語とオカリナのレッスンを受けています。
 どちらの先生も、尊敬しており、わかりやすいと思っています。

 レッスンは、自分ではある程度詰めるだけ詰めてみて、まだその先の詳細をどうして良いか分からない時、あるいは、定期的にブラッシュアップするのに上級者の手助けが必要な時、などにとても有効です。優れた技術を提供してもらうのに、お月謝などが発生し、逆にお支払いをすることにより、助言を頂くことが出来ます。
 指摘事項には、うっとなる時もあるものの、基本的には、ご指摘ありがとうございます。直して行きたいのでぜひ沢山直して下さい。とお願いするようにしています。先生も言うか言うまいか気を遣われることがあるので、改善することはとても素晴らしい、学びになる、という姿勢を見せ続けることも効率よくレッスンを受けるコツです。行けないことをダメ出しされた、というよりは、改善するポイントが明確化でき、改善できるチャンスをもらえた、と捉えることが重要です。生徒がポジティブにレッスンを受けていると、レッスンの時間は非常に充実して参ります。

 人類は学び続けることを喜びとしていますから、何か成長したい学問や分野があれば、積極的に先生に付いて学ばれると良いのではないでしょうか。

640.年齢と脳

2022.11.06

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 私も人生後半に入ってきました。若い頃は夜に数学とかどんどん解けたものですが、最近は夜になると脳のパフォーマンスがとみに落ちる気がします。暗記物などは朝やっておかないと、なかなか頭に入りません。色んな記憶術などを駆使すればある程度防げるかもしれませんが、脳には時間帯によってパフォーマンスが違うことがある、というご認識で良いのかと思います。
 逆に、パフォーマンスの良い時を考慮して脳を使っていくならば、まだまだある程度の年齢になっても単語やフレーズを憶えることは可能です。

 疲労や睡眠不足などもたたります。仕事などをしていると頑張り続けることに慣れて行くのかもしれませんが、脳のパフォーマンス等自分の生理的な環境は年々変化していきます。

 ご自身のパフォーマンスを引き出すには一日の過ごし方をどうするのが良いか、たまに見直して頂いてはいかがでしょう。

639.キエーロのその後

2022.11.05

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 自宅のベランダにキエーロを設置して2週間ほど経ちました。
 2周目に入り、1周目の野菜屑たちがどうなったか、わくわくドキドキで掘り返してみたのですが、すごい!
 ほとんどが消えていました。不思議なものです。微生物の力って偉大ですね。

 卵の殻や玉ねぎの外皮など、硬くて分解が苦手、といわれているものは若干残りましたが、それでもほとんどは消えてなくなっていました。キエーロを始めて以来、生ゴミの9割以上はなくなり、週2回出しているゴミの量が相当量減りました。

 地球に優しく、まさにエコです。こんなことならもっと早く始めれば良かったと思っています。

 みなさまもいかがですか。

638.浜の町病院登録医証(新)

2022.11.04

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 院長先生が替わったのか、浜の町病院様から新しい登録医証を頂戴致しました。
 ご丁寧なことでありがとうございます。

 浜の町病院と言えば国家公務員共済ということもあり、優秀なお医者さんがそろっているイメージがあります。近年は人口等の方に移転し、リニューアルしてますます充実している印象があります。

 当院でも、登録医となり、引き続き皆様に安心して頂ける医療を提供できるよう務めて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

637.文化の日に

2022.11.03

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 秋も深まってまいりました。
 週末に京都の学会に参加することもあり、忙しくしています。

 残念ながら京都の秋を堪能する時間はなさそうですが。

 見返してみると昨年の今頃は小林愛実さんのCDを聞いていたようです。
 近いうちにコンサートもあるので、私は、オカリナの練習をしておこうと思っています。

 文化の日のひととき、みなさんは、どんな文化や芸術に触れられるのでしょうか。 

636.九州中央病院登録医にご登録頂きました。

2022.11.02

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 改めまして、九州中央病院様の登録医とさせて頂きました。

 九州中央病院は、教職員組合系で、教員の方の鬱の適応障害やうつ病に強い病院です。
 心療内科は、私が見学に来た頃、入局を誘って下さった十川博先生が立ち上げメンバーとなり、今も力のある先生方が診療をされています。
 連携させて頂いたことは非常に心強いことです。

 今後も、皆様に安心してお掛かり頂けるクリニックになるよう務めて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

635.霜月

2022.11.01

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 霜月となりました。霜が降りるにはやや早いですが、旧暦とは1ヶ月ほどずれていますので、陽暦になっての11月が少し霜が降りるには早いと感じるのはやむを得ないでしょう。当院も開業して1年5ヶ月経過しました。
 日々、新患を取り続けるというミッションをこなしてくることが出来たのも、奮闘してくれている看護師や心理士のみなさんのおかげです。

 霜月と言いますと、文化の日、勤労感謝の日と、文化や勤労のお休みがあります。文化的生活を送れたり、好きな仕事に専心出来るのも平和のなせる技と感謝です。
 私は音楽も美術も、演劇も好きですし、スポーツも観ます。
 仕事もやりがいを持っていますが、同時にオフも大事にして、オンオフ切り替えることを心がけています。

 オフに芸術や文化に触れる喜びがあればこそ、そのチケット代などのために働くことも喜びになります。

 皆様は日々、ご自身の中でどんなことをお楽しみに生活なさっていますか。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分