ブログ

1109.ニュースにおける時間配分

2024.02.25

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 ニュースといえば大体、事件や事故について報道することが多いため、明るいニュースはわずかしかありません。

 TVは視聴率という数値もあるためか、どこか、大衆迎合せざるを得ないところもあります。NHKなどは、能登の震災の様子だとか、ウクライナ情勢、ガザ地区など真面目に放映しているかと思いきや時間を割いているのは大谷翔平選手の練習の様子だったりします。人気選手とはいえ、柵越えが何本だったかとかは株価や平和に何の関係もないのですが、見る側もやっぱりスター選手の動向など明るいニュースを求めているということもあるのでしょう。民法に至っては7時過ぎからホークスの捕手のポジション争いを真面目に報道していたりして、それが大事なんだ、と少し驚かされます。7時過ぎだとNHKが重要ニュースから放映して行きますから、そういうのはすでにもう見たとか、もっと楽しい話題がいいという視聴者はホークス情報の方がいいのかもしれませんね

 内容よりも時間配分をどう考えて放映しているのか、という視点で見ていると各放送局が何を重要視しているのかうっすら見えてくる気がします。

1108.雨水

2024.02.24

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日の19日は雨水だったようです。
 春分(立春)秋分(立秋)夏至冬至くらいはわかるのですが、24節はちゃんと覚えておりませんで、意識したのは初めてです。
 しかし、本来雪が降ってよさそうなこのシーズン、雨ばかりというのも鬱陶しいやら異常気象が心配になるやらという感じがします。

 雨水とはもともと、雪が雨に変わる頃を指していて、日付というより期間でもあるようです。古来夏王朝では、雨水を一年のはじめとし、その朔日を正月としていたようです。しかし、気候の変動によって、雪が雨に変わるというよりも今は「本来雪が降るべきであろう季節に温暖化で雨が降っている」という風な印象すらあります。

 鬱陶しい気候が続いていますが、どうぞみなさま体調の管理にはお気を付けください。

1107.不安階層表

2024.02.23

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 乗り物に乗るのが苦手、というパニック系のご相談は、しばしばお引き受けしているご相談です。
 筋弛緩法によるリラクゼーション、自律訓練法によるセルフコントロール、抗不安薬の頓服、不安系の漢方薬、不安に強い抗うつ薬SSRIによる治療、など色々対処はある訳ですが、一気に解決しようとしても難しい時もあります。

 そういう場合は不安階層表を作成し、どの程度の課題なら克服出来そうなのか、ということを調べて行き、取り組めるサイズの課題にリサイズしてから取り組んでいくとだんだん平気になってくることがあります。

 そういう場合は、当院に於きましては、臨床心理士・公認心理師などの心理スタッフがお話を伺わせて頂くことが可能です。心理スタッフに傾聴してもらいながら一つずつ課題をこなしていきたいとお感じの方は一度ご相談下さい。
 

1106.アルブミン

2024.02.22

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 アルブミン(Alb)は100以上あるタンパク質の内、血液中のタンパク質の60%を占めると言われているタンパク質の一種です。585のアミノ酸残基からなり、分子量は66.5kDa(キロダルトン)もある、大変大きな分子と言えます。人間の肝臓では体重1kg当たり、100~200mg合成され、70kgの成人で15gほど合成されます。その量は肝臓が日々産生するタンパク質の25%、分泌される量の50%に相当しています。

 人間の正常値は3.9g/dL以上とされています。

 呼吸器科で修行していたことがあるのですが、Alb<3.2g/dLの方が重症肺炎になると、歩いて帰れないか1年以内に死ぬ確率が高いということが言われていたことがありました。

 アルブミン点滴というのもあるにはあるのですが、非常に高価な上に、効果は限定的であり、実用性は「ないよりまし」程度を出ません。それだけ、自分の口から食べ物を摂取して、腸で吸収し、肝臓に回す、ということが、生きていく上でもとても大切になると言うことです。中心静脈栄養と言って、肩や首から太い点滴を刺すこともありますが、いかに栄養バランスを考慮して点滴をした所で自分でタンパク合成するためには食べる行為が必要なわけです。

 絶食していた知人が食べられそうだと噂に聞き、アルブミンやタンパク合成が進んで、回復していけば良いなぁと祈るような気持ちで過ごしています。

1105.恩送り

2024.02.21

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 知り合いから恩送りという言葉を頂きました。恩返しというのも大事なことですが、恩送りとは、恩師や先輩に返すだけではなく、後輩にも分け与えたり、クライエントに提供したりという形で、幸せを増やして頒布するという態度のようです。

 幸せは分けた方が増えるとは良く言ったもので、このような態度で、学んだ知識、得られた経験などを恩送りとして、大切に分けたりつないでいくと、受け取った方も幸せになるという良い循環が生まれることでしょう。

 師匠や先輩は大体年上から先に亡くなったりするものですから、恩を返そうと思っても返しきれない時があります。これは親孝行したい時に親はなし、というのに似ているかもしれません。それもこれも、次世代への恩送りという形でやっていけばいいのだなと、少し視野を広くさせていただきました

1104.礼服

2024.02.20

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 白いネクタイと黒いネクタイであればどっちが急に必要か、という話になれば、当然黒となります。
 白は結婚式等吉事に用い、事前に打診があったり、招待状が来るために用意ができるからです。黒は喪服として使うものですから、お通夜やお葬式は待ってくれません。ちょっと礼服が必要になるかもな、と思って久々に出してきてみたら、使えないことはないが…という状態でした。

 あまり使わないにしても急に必要になることもあるため、こういうものは時々メンテナンスしておく必要があります。
 初めて講演に呼ばれて作ったスリーピースは虫に喰われてしまったようで、管理がよくないと猛反省しました。

 皆さんもたまのお休みにはめったに使わないが使うときに大事なものなど、チェックして頂いてはいかがでしょう。

1103.菩薩の心

2024.02.19

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 医者なんかやっていますと、自分はさておき、先輩にも後輩にも非常に優れた人材と知り合うことがあります。

 その内の一人に、リスク管理も出来て、態度も発言も柔らかく、恩を感じればしっかり返し、筋は通せて、後輩も守るという人がいます。もちろん先輩への配慮も忘れません。それが無理する体ではなく、日々出てきていて、かと言ってご家庭でもちゃんと子どもさんと遊ぶ時間は作っている様子で、だから大きな会を任されたりするんだろうなぁなんて感心してみています。
 私では、ここまで上手には立ち回ることが出来なかったでしょう。

 そういう徳のある生き方というのは憧れるものです。

 その方には足下にも及びませんけれど、その菩薩のような心を、少しでも持てたら良いなと思っています。

1102.平常運転

2024.02.18

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 最近は、パソコンは壊れるし、師匠の内の一人は体調不良だし、私個人はそんなに悪い状態じゃないのですが、落ち着きません。

 しかし、機械はしょうがないのであるものでやるしかありませんし、他の方の調子なんかは心配した所で結果が変わるものでもありません。そういう時こそ前を向いて自分のやるべき日常に集中することが重要です。
 夜更かしするより寝る、食べないよりは食べる、などなど。

 帰宅する時に家に電話して家族が電話に出てくれるとか、夕飯の支度を少し手伝ってくれるとか、それだけのことでなんだかとても救われます。何気ない日常、家族との時間を大事にすることって結構大切なことなんだろうなと思います。

 知り合いに、能力自体は天才、だけど家庭人としては結構ダメなんて人もいます。
 そういう人が体調を崩していく様をみていると平常運転を行うこともまた一つの才能や努力とも言えます。

 偉大なる平凡という稿でも同じようなことを申し上げましたが、落ち着かない時ほど平常運転の大切さを感じるわけです。

 野菜を多めに採り、体も適度に鍛え、知的な友人と交わり、平常運転を続けていく。これもまた、良きことかなとしみじみ思います。

1101.オカリーナいずみ様にお越し頂きました。

2024.02.17

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日は、大沢聡先生の同門、オカリーナいずみ様にご来院頂きました。
 若い方ですが私よりオカリナ歴は長く、大沢聡先生を福岡にお呼びする際も、力になってくれた方と聞きます。

 私はどちらかと言えばクラシック寄りですが、いずみ様はジャズ寄りで、個性は全く違いますが、お互いに師匠を敬愛し、日々オカリナに励んでいます。彼女は夜のライブに出演されることが多いようです。

 また、切磋琢磨して行けたらと思っています。

1100.弱さという強さ

2024.02.16

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 故日野原重明は、聖路加病院の院長だったり、音楽療法学会を牽引したりとバイタリティー溢れる方で、100歳になっても講演活動をされており、心療内科の黎明期を伝えるために池見先生とどういうやり取りがあったか、わざわざ福岡にいらして下さり、講演して頂いたこともあります。

 100歳超えのスーパードクターですが、4階以下の階段は自力で上がるとか、ルールを決めていたと言います。

 しかし、彼が長生きした理由は、身体が弱かったからではないかとも思われます。結核をやって徴兵が不適格になったという所があります。兵隊さんになるには、結核で肺の一部が潰れていた彼は弱かったと言えます。逆にその弱さがあったからこそ身体に気をつけて長生きしたのではないかと思っています。

 私も良く、寝不足や業務過多になると口内炎を起こします。結構痛くて嫌なんですよね、アフタ性口内炎。
 息子も最近なったので、体質が似たんだろうなと思います。

 友人に肝臓が壊れるほど酒を飲む人がいるわけですが、同じ生活をしていたら私だったら、ヘルペスかアフタが必発でしょう。逆に言えば、そこまで行く前に身体が弱っているとアラームが鳴るわけです。それによってそれ以上の無理や不摂生をしなくなります。

 弱さという強さ、自分が弱いことを自覚している方が長期的には強いのかもしれません。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分