785.心田を耕す
2023.04.08
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
二宮金次郎こと尊徳の教えに、「心田を耕す」というものがあります。
心療内科に来られる方は、心が荒れて、ひび割れた土のようになっている場合があります。
どんな土地だって、耕しておかないと、荒れ果ててしまい、栄養不足でひび割れてしまいます。そのような状態で仲間やお客様に温かく対応出来るでしょうか。干からびそうな時は、他者に水を分け与えるよりも自分を潤すことを優先しがちになりますし、それはむしろ当然で仕方ないとも言えます。
人様に優しくありたいならば、まずは自分が潤っていることが大切です。自らの心の田を耕すということです。
私も上手く対応が出来なかった時は、自らの心田の耕しや潤いが足りなかったかもしれません。
自己管理、という一言だと少し味気ないのですが、潤いや温かみを含めた自己管理として、心田を耕す、ということを心がけたいと思います。