746.受験は総合力
2023.03.01
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
受験生の親御さん、という方のご相談も承っています。
先日、国立大学の前期二次試験が終わりました。
以前から時々受験生の親が出来ることは家庭円満にすること、美味しいご飯を食べさせること、学費を出すことくらいしかないとは書いていますが、改めて受験は総合力だなと思います。
親が良い学歴を付けることに反対したり、東京の大学に行くことを経済的にも渋ったり、色んな事情で夢が叶わない人がいます。また、自分が勉強しようとしても家庭が不和だとなかなか集中できません。ある学部でないと認めないとか、親の望まない進路には月謝を出さないとか、親の権力を振りかざして進路を強制する親もいます。
家庭の和も、経済も、食事のバランスも、また、そういう環境で耐えていける精神力も、全ての総合力なのだろうなと思います。環境を整えても、本人の能力や努力が足りなければ難しいですし、能力勝手も環境・体力・精神面の未熟さなどから力が発揮できないこともあります。
劣悪な環境から一流大学へ行った人もいますし、環境を整えても努力が及ばなかった人もいるでしょう。
結局は自分が頑張るしかありませんし、応援する側は環境調整くらいしか出来ません。
それらも含めて総合力なんだろうなぁと思いました。
そして、3月上旬の合格発表まで、後期の勉強などをしながら準備をする。受かってると思っても、コツコツ後期の準備もしておくような姿勢を持つような人が結局通っていくようです。
とりあえず、今年の受験を乗り越えられたご本人やご家族にねぎらいの気持ちをお届けしたいと思います。