627.目の前のことを誠実にやる
2022.10.23
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
人生相談というものは岐路に立った時とは限りません。危機を超えた後も、今後の生き様をどうして行こうかとか、大きな方針を相談したい場合もあります。
その時に、もう絶対これだ!と思う選択肢が用意されていれば良いのですが、現状が暗中模索の最中ということも珍しいことではないでしょう。そういう場合は、敢えて大方針を立てず、目の前のこと、御縁を頂いたことを誠実にコツコツとやって見るというのはいかがでしょう。
まだ、ご自身の能力が広く知られていない場合、頂いたお仕事を誠実にこなしていくと、依頼主が認めてくれたりするものです。評価が高くなればそこから紹介されることもあるでしょう。また、精度の高い仕事をしようと努力することによって、知識や経験値が増えます。そこからアイディアが閃いたり、道が開けたりすることもあるかもしれません。
大方針が立ちにくい時は、不安になったり浮き足立つことを止め、今ある目の前のものと真剣に向き合って頂いてはいかがでしょう。コツコツやることの積み重ねから、見つかる物やつながることがあるかもしれません。