480.肩こりをほぐそう
2022.05.29
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
ゴールデンウィークも済んで2週間。年度末までは割と暇にしていたのですが、最近はひっきりなしに予約のお電話を頂戴しています。それでも1日3枠は新患を取れるよう営業努力をしているため、何とか回っていますが、先週はドタキャンもあったものの基本的に全部の枠にご予約を頂きました。ありがたいことです。
最近拝見した傾向として、皆様肩こりがすごすぎる!
一見、しなやかそうなご婦人。笑顔が素敵な女性。皆さん肩の筋肉(僧帽筋等)が鋼鉄のような硬さです!!!
悔しくて食いしばったりすると、顎関節も痛んでいますし、歯列の乱れや科学の骨過形成が生じることは過去のブログでも触れています。ヒゲダンスのススメなどもしたのですが・・・。
肩が凝りすぎると、頭部から手足へアースされるべき気の流れが滞留し、また頭に戻るので、ぐるぐる考えている人は更にぐるぐる考えてしまいます。少しでも肩の凝りをほぐした方が良いと思います。
当院では、私自身がボディートークや臨床動作法、筋弛緩法などの身体技法の修練をしていますが、カウンセラーにも同様の手技が出来る人に勤務して頂いています。私は初回は十分お時間を取れるのですが、2回目以降リラクゼーションの指導が十分出来ないこともあるのですが、その場合は、上記技法を習得している心理スタッフがカウンセリング枠でリラクゼーションプログラムを提供させて頂いています。
マッサージ屋さんと何が違うのかということですが、一番大切なのは、自ら凝りに気づき、自ら弛緩させる時に、どうしても他者の援助が必要で、そのヒントやきっかけを提供するもので、もみほぐして差し上げるものとは異なっています。
動作法ではこれを、体験様式と言っています。その方が凝っていると感じたり、そこを緩める時に、スムーズに緩むとか、カタカタカタと歯車のように段差を持って緩めていくのか、その方の体験の仕方(様式)があり、動きや体験と心理の変化が連動していると考えるものです。それ故、心理学的な技法とされています。肩を緩めるのが不器用な方は、関係性もギクシャクしているのかもしれません。スムーズに緩められる時に、関係性もスムーズになっていく。本当かな?と思われるかもしれませんが、かなり連動しています。このように体の体験から入る心理療法も当院が力を入れているものです。
歯ぎしり、食いしばり、肩こり、などがひどい方は、一度カウンセリング枠のご予約を頂いても良いかもしれません(要診察)。