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1092.股関節のお話

2024.02.08

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 前回、膝の痛みの心身医学についてお話申し上げました。それでは、股関節の場合はどうでしょうか?

 股関節は、人体における最大の関節です。大腿骨の骨頭は、丸くなっており、少し骨頭から下に首があります。これによって色んな角度に股関節が曲がるように出来ています。
 ロボットとは違う構造になっており、生物の進化の優れた所でもあり不思議な所でもあります。

 股関節は、人間の場合は、立位を取るために、文字通り股であり、最も大きな分かれ道ということになります。
 パラレルワールドなんて考え方がありますが、もしあそこでグーを出していれば、チョキを出していれば、なんてことで人生の結果が全く異なることがあるのかもしれません。股関節の話は大きな分かれ道のお話になりがちです。
 また、場所的に性器が近いため、男女を問わず性の間接的表現ということもあります。

 股関節の不具合というと、大きな分かれ道に於いて悔恨があるとか、あるいは、性行為やパートナーとの関係が今ひとつである、ということも表しているのかもしれません。

 これも前回と同じで絶対的なものではなく、参考資料としてです。
 ただ、実際に整形外科医に行っていながら、セラピストや我々にその話をするということは、我々には理学療法士のようなリハビリテーションを求められているわけではないので、やはり象徴言語かもしれないなと思いながら心象風景を想像してお話を聞かせて頂いています。

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