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1007.estro

2023.11.15

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 イタリア語でestroという単語があります。霊感とか、妙想、思いつき、気まぐれなどの訳がありますが、同時に家畜の雌の発情期という意味もあるようです。genというと、駄洒落じゃなくて、その源を示しますから、estrogenというのは発情期の元となるホルモン、という意味だったんだろなぁと想像しています。
 もちろん、女性の周期に関連するホルモンは、プロゲステロンやゴナドトロピンなど色々ありますが、ラテン系の外国語をやっているとこういう語源を知ることが出来るのは新鮮な学びです。

 それにしても、言語が違っても女性には霊感や直感があるだろうとか、同じような意味が重複してあることには驚かされます。イタリア語はラテン語とも近いため、時々このような学術的な単語の語源に行き当たることがありますね。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分