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1004.謝罪の仕方

2023.11.12

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 何かやらかした場合は謝罪をするのが良いわけですが、謝罪をするにも守らなければならないことがいくつかあるでしょう。
 謝罪して関係を修復したいのはあくまでもこちら側の都合であって、相手方はもう切り捨てるつもりかもしれません。
 謝罪のために会う時間を取るのも、謝罪を受ける側には一つの労力になる訳ですから、この時間を頂戴出来るだけでもありがたいわけです。

 当たり前のことながら、

・先方のルールに合わせる
・予定の変更は基本的にしない(先方都合には従う、当方都合で変更を依頼しない)
・再発防止策等、改善点を具体的に準備しておく
・言い訳をしない、基本的に反論しない(もしする場合は後日等、その場のテンションも考える)。

などが大事になってくると思われます。

 先日取引先に、今後このようなことがないようにしますと言って10日もしない内に同じことをした所がありました。
 流石にそれでは信用がなくなるため、上級職にそれでは困ることをお伝えしました。
 しかし、お詫びに来る日程を打ち合わせたのですが、当院アポイントメントのルールをお守り頂かない上に、OKと言っている日時を選んだのに、直後に変えてくれと言ってきたので、舌の根も乾かぬうちに言を左右する方と判断して、その方からのお詫びは受けないことにしました。これまで先方から大事にしてもらった経緯もあったので、担当している人を変えてもらって、企業体とはお付き合いを続けることにはしたのですが、そういう人物を矢面に立たせていること自体が実際企業の信用問題になるんじゃないかと思います。

 謝罪をしたいと思うのは、放っておくよりは良いことですが、やり方を違えると、帰って事態を悪化させかねないので、相手方の心情を慮ることが重要ではないかと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分