52.救命救急について
2021.04.02
52.救命救急について
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
福岡市の六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
私が医師になった頃、まだ、研修医としてのローテーション研修は義務化されていませんでした。
しかし、医師としての対応に自信を持てるようになりたかった私は茅ヶ崎徳洲会総合病院という大変厳しい病院で約2年間研修を受けました。
その中でも、同院は、今では標準化された、ACLSを日本で先駆けて導入したことで知られています。ACLS協会の青木重憲理事長から直接指導を受けたというのもささやかな自慢の一つです。
おかげで、心療内科として勤務していても長く福岡市の急患センターの内科などで地域の夜間救急を支えていた時期も数年あります。
九大心療内科に戻った頃も、九大で当時ACLSの講習が展開していく最初の頃で、今福岡県の感染対策本部でご活躍の、野田英一郎先生らのお手伝いをさせて頂くことも出来ました。
救命救急での繋がりも大切なご縁です。そのご縁もあり、福間病院へ奉職した際は遅れていた精神科病院での救命救急の発展に野田先生をお招きすることも出来ました。
私自身、定期的に医師としてACLSのアップデートをしています。
心の悩みに何でも応えていくのは当然のことですが、一医療人として、命を支えると言うことも普段から怠らずに鍛錬しております。