56.将棋の駒
2021.04.06
56.将棋の駒
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
福岡市の六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
今、毎日新聞に、「無月の譜」という小説が連載されています。楽しみに読んでいます。
最近は、元名人、永世棋聖の米長邦雄氏の伝記、「名人を獲る」という本も読んでいます。
その中で、一つ素敵だな、と思ったのは、将棋の駒は、しまわれる時に一つの駒箱にしまわれる、というものです。 考えてみたら、囲碁の碁石は白黒別々ですし、詳しく知りませんがチェスもそのようです(子供の時に碁石を混ぜたら怒られました)。
敵味方に分かれていた将棋の駒も、試合が終わると、仲良く一つの駒箱に収まるのです、とあります。
探してみると、日本将棋連盟のコラムにもそのことが詳しく書いてありました。 https://www.shogi.or.jp/column/2017/06/post_167.html
将棋にはノーサイド精神が、英語で言わなくても英語の入ってくる遙か昔から、日本人の精神として存在していたのですね。
喧々諤々。色んな意見交換をした後は、駒箱が一つの箱にしまわれる様に、色んな相手と一緒に手を取り合えたら良いな、と改めて思いました。