642.ショパンの勧め
2022.11.08
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
先日ある方が、少し元気になってきたのでYouTubeでショパンなどを聴いています、と教えて下さいました。最近は、YouTubeで最高のピアニストやオケの演奏が無料で聴けますから、そりゃあCDも廃れるわ、と納得も行きます。
ショパンは、練習曲、前奏曲、ワルツだけでなく、マズルカやポロネーズといったポーランドにちなんだ舞踊の曲も沢山残しています。もちろん、ソナタ、バラード、スケルツォなども素晴らしいですし、他にも小品を沢山残しています。
倚音という非和声音を滑り込ませることで詩的な響きを産み出したショパンは、それ以前のバッハ・モーツァルト・ベートーヴェンにはなかった新鮮な響きの楽曲が特徴で、ピアノの詩人とも言われます。
昨年行われたショパン国際ピアノコンクールでは反田恭平さんが2位に入り、大きな話題になりました。
みなさんも、たまには、ショパンの響きとともにゆったり過ごしてみられてはいかがでしょう。