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123.荒木登茂子先生陣中見舞い

2021.06.11

123.荒木登茂子先生陣中見舞い

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
 1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
 心療内科のお父さん?が久保先生とすれば、お母さん的な恩師は荒木登茂子先生です。
 初代の池見酉次郎先生の時代から九大心療内科に奉職され、どの世代からも信頼されてきた素晴らしい心理士の先生です。福岡催眠療法研究会立ち上げにも随分助けて頂き、あちこちで行き詰まりやすい私を導いてくださいました。
 先日は、陣中見舞いに最中やおまんじゅうを頂きました。
 疲れても血糖値アップで、また、頑張れそうです。
 補充したエネルギーを御来談の方に還元出来るように努めて参ります。

122.執着

2021.06.10

122.執着

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
 1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
 いい大人になった我が子の行状や将来の決め方が納得がいかないというご相談を頂きました。
 我が子かわいさに案じる気持ちがひしひしと伝わってきます。
 その一方で、「お子さん」というのは社会的にはもう立派な大人で、自分の決断に責任を持てる、資格も収入も知識もお持ちの人でした。
 しかし、落ち着いて考えてみると、子供とは言え別の人間。自分の敷いたレールの上しか歩いてはいけないと言うことはないはずです。
 むしろ、自分で考えて選択肢を選べるようになったことを受け容れていくことも必要かもしれません。
 どうしてもこうでなければ、という気持ちを執着、と言うのではないかと思うのですが、執着にとらわれているのは、自分の中に明確な芯が感じられないからではないでしょうか。
 外聞の良い仕事に就いたから良い。
 お堅い職業だから良い。
 社会的地位が高いから良い。
 全て価値の物差しが外側にある人は、その物差しにはまらないと不安になり、その物差しを完全視しては執着にはまりやすい気がします。
 視野を広く持ったり、相手は自分とは違うことを認める、相手の決断を尊重し支配を手放す。
 そういうことが必要かもしれません。
 何かに執着してしまうときも、当院でご相談頂ければと思います。

121.中島央先生より幸福の木を頂きました

2021.06.09

121.中島央先生より幸福の木を頂きました

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。
 1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。
 やさしいトランス療法、の著者で、ブリーフサイコセラピー学会の元会長、中島央先生より幸福の木を頂きました。
 中島央先生は有明メンタルクリニックを開業されています。
 福岡催眠療法研究会でも人気の講師で、優しい語り口の中に、いつの間にか患者さんを治してしまう不思議なセラピストと言えるでしょう。
 いつも教えて頂いている中島先生からの励ましを頂き、元気に皆様をお迎え出来るよう努めて参ります。

120.3年前のむち打ちです

2021.06.08

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  先日、3年前のむち打ち、とのことで、両肩が上がらない方がいらっしゃいました。  しかし、検査するまでもなく、そこまで期間が長いのは長すぎるわけで、  肩・首・腕の診察上大きな器質的疾患は見当たりませんでした。    臨床動作法の肩揚げを行い、必要なリラクゼーションを行った所、立ち所に、詰まっている肩等の場所は動き始め、何のことはない元の状態に戻ってしまいました。  臨床検査等ももちろん大事なこととは承知しているのですが、何でもかんでもMRI等大きな検査をすればいい訳ではありません。今回は20代の方と若かったこともあり、さっと治して喜ばれました。  現場の臨床医としては、必要な検査を行うことと同時に、そこまでない物はさっさと治すことも求められていると思います。今回後者と判断し、すぐに治して見ました。  そのような現場の距離感も大事にしながら、臨床の最前線で皆様のお役に立てることを心がけている所です。

119.忘れっぽいとき

2021.06.07

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  先日いらした高齢の方が、予診の時に今日何日だっけ?と言っているのを聞いて、診察時に認知症テストを入れてみました。カットオフ以下で認知症が疑われました。  そういう時はビル診療の良い所。MRIは1階の六本松通りクリニック様にあるのです。  即、ご紹介申し上げ、MRIの予約に繋げました。  当院では認知機能の心理検査を、1階の六本松通りクリニック様ではMRIを、と言うように1つのビルで両方検査出来てしまうところが当ビルの良い所です。これからも1階のクリニック様と連係を深めて、クリニックでも十分、大きな病院に劣らぬどころか、小回りの利きを生かせる病診連係が可能です。  忘れっぽさを感じたときにも、どうぞご相談ください。

118.須藤信行教授よりお祝いを頂きました

2021.06.06

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  九大心療内科の診療科長でもあり、九大病院副院長、医学研究院心身医学(←わかりにくいですが、心療内科の大学院としての学問の名前)の教授、須藤信行教授よりお祝いのグリーンを頂きました。大変ありがたいことです。  最初の師匠の久保千春先生より時計という時を刻む道具を頂き、現役の須藤信行教授より、これから伸びゆき空気を浄化する緑を頂きました。  まつばら心療内科は正統派の先生の応援を受け、ますます発展して参ります。  思えば、九大心療内科に入局したときに感じたのは、久保先生、須藤先生をはじめ、どの先生も本当によく患者さんのお話しに耳を傾けておられると言うことでした。  その姿勢から、しっかりお話を伺わせて頂くだけで、その後の展開は全く違ってくると言うことを学んだのだと思います。  心療内科医としてまずお話しを伺わせて頂く姿勢、そして、精神科医として、精神症状評価も怠らない姿勢、両方を高めてきた今、どんなご相談にも親身に耳を傾けるように努められるようになりました。  まつばら心療内科では、これからも皆様のお話を伺わせて頂きます。どうぞお気軽にご相談ください。

117.済生会病院 登録医療機関

2021.06.05

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  先日、済生会病院心療内科、棚橋徳成先生とのツーショットを公開しましたが、  ついに当院にも登録医療機関の証書が届きました。大変ありがたいことです。  緊急の場合には済生会の各科に依頼すべく、連係を深めて参りますので、どうぞ安心してお掛かり頂けますと幸いです。

116.健全な諦め

2021.06.04

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  先日いらした方は、プライドも高く、能力も高い人でした。  背も高く、がたいも良く、本気で怒ってこられたら大概の人は震え上がりそうな迫力があります。  少し気分障害の可能性がありましたが、万能感が出てアイディアが次々と出て来る時があり、その時がベストで、そうなれないときに罪悪感や不全感を感じられるようです。  典型的な躁うつ病の陥るパターンです。  気分障害、躁うつ病の方は、あの輝かしい時期に戻りたい、と言う願望を常に持っています。  しかし、次々とアイディアが浮かんで命令されると下の者や家族はついていけずたまったものではありません。本人の感じる万能感や多幸感ほど、周りは幸せに感じていません。そのことに気づいてしまうと又うつになり、というのではなかなか躁うつの波から脱却出来ません。  双極性障害(躁うつ病)のベストな状態は上がったときではなく、ニュートラルの位置と言われています。そして、次善の状態はちょっとうつ気味でおとなしい方が周りは生きやすくなります。  いつもてっぺんを目指して、てっぺんでないと不全感を持つのは生きててしんどくないですか?と申し上げてみました。  ニュートラルを目標とし、てっぺんを「健全に諦める」。これを以て「健全な諦め」と称しています。健全な諦めをしませんか?というお話しの中で、大きな人の目に涙が浮かんでいました。やっと楽になった、と荷を下ろされた瞬間でした。  もちろん、必要なお薬も出してみましたが、前医とは診断も変更したので、私なりにその方に合うものを考えてみました。  当院ではじっくりお話しを伺った上で、自分をがんじがらめにしてきた呪縛を解きつつ、適切な薬物の提供という両輪で、生きづらさへの援助を目指しています。

115.夫婦喧嘩に夫が勝つ最善策

2021.06.03

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  一日より開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  夫婦も時間が経ってくるとお互いに、もう少し改善して欲しいと思うことが目立ち始めるものです。  そうなるとマイナスポイントばかり見えて来てしまうものです。  さて、そんな折、若いときは優しいと思って結婚したんですよと仰る。夫も、妻も。  我が家もご多分に漏れず、同様です。  夫の仕事と言えば尻に敷かれることと言っても過言ではないでしょう。  そんな夫族のみなさんに、ついに、妻に圧勝する方法を見つけましたので、提案させてもらえたらと思います。  暴力?いえいえ。そんなゲスなことはしません。今や、手を出そうものなら傷害です。  怒鳴る?いえいえ。そんなまさか。そんな野暮なことは申しません。  妻に圧勝する心がけとは、百戦全敗であります。  え、勝ててないだろ?って。  いえいえ。負けるが勝ちなんです。  妻に、「あなたはいつも私のお願いを聞いてくれるわね」と言わせたときに初めて夫族の勝利が見えてくるわけです。  奥さんは家庭の太陽です。妻がニコニコしている家庭が悪い家庭のことはありません。  ですので、違法なことを言わない限りは、唯々諾々、百戦全敗の心がけで常に妻の言うことを聞いておきましょう。  そして一日三回、心を込めてありがとうと言っておけば、だいたい家庭は円満になる・・・んじゃないかなぁと思います。

114.無事の船出

2021.06.02

ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。  昨日より開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。  早速ですが多くのお問い合わせを頂いて、初日から忙しくしていました。  色んな所に行ったのだけれども上手く行かず・・・という方も少なくなく、これまでの修行の成果を責任を持って診療に変えていく必要があると、志を新たにしました。  初日は、最新鋭の会計システムがなぜか動かないというトラブルがありましたが、まあちょっとしたことだったようですぐに解消し、大きなトラブルもなく、どうにか無事に船出しました。  今後も、皆様に愛されるクリニックを目指して、スタッフ一同鋭意努力して参ります。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分